異常な騒ぎ
ギルドに戻る。
受付に向かい、依頼達成を伝える。
「はい、依頼達成の報告ですね。掃除の依頼でしょうか。」
「いえ、ホーンラビットの討伐とFランク魔石集めとレッサーリトルウルフの討伐です。」
「え?あのー、依頼達成を証明するには物が必要ですよ?どこにあるんですか?」
「ああ、それはアイテムボックスの中に...............」
「アイテムボックス!?アイテムボックスといえば使い手がほとんどいないといわれる伝説のスキル、それを持ってるんですか!?」
え、アイテムボックスってそんなにレアなの?まあ獲得条件とかが分からないものではあるけれども................。
「ま、まあ、納品しますね。」
「わ、わかりました。あ、その前にギルドカードを出してください。」
ギルドカードを渡す。
「はい、読み込み終わりです。返却しますね。では、依頼達成を証明する品を出してください。」
あ、解体するの忘れてた。ホーンラビットは簡単そうだけど、ウルフがな............。
..............そういえばアイテムボックスって、解体もできるのかな。というか、できてほしい。選り分けることもできるから。
結果 できました。
なんか神様にもらったスキルって色々万能過ぎない?
「どうしたんですか?」
なかなか出さないことに焦れたのか、聞いてくる。
「あ、すみません。出しますね。」
えーっと、まずはホーンラビット3体だな。次に、レッサーリトルウルフ300体。最後に、Fランク魔石を20個。
「ちょっと待ってください、ウルフの数おかしくないですか?......................ああ、なるほど。数カ月分のを一気に出したんですね。.......................はい、ありがとうございます。依頼達成ですね。報奨金は、ホーンラビット3体で鉄貨15枚、レッサーリトルウルフ300体で金貨2枚と銀貨4枚、Fランク魔石の納品20個で鉄貨幣4枚なので、合計で金貨2枚、銀貨4枚、銅貨1枚、鉄貨9枚ですね。あ、あとラビットやウルフの他の素材もよければ買い取りますがどうしましょう?」
「ぜひお願いします。」
「それではホーンラビット一体で鉄貨6枚、ウルフ一体で銀貨2枚で買い取らせてもらってもよろしいでしょうか。」
「大丈夫です。」
「それでは、ラビットの分で鉄貨18枚、ウルフの分で銀貨600枚、つまり金貨60枚ですね。報酬と合わせると、金貨62枚と銀貨4枚、銅貨3枚、鉄貨7枚ですね。..........................どうぞ、お確かめください。」
袋の中を確かめると、ちゃんと数の分あった。
今日のもうけは.................うわ、624万3700円!? 冒険者って儲かるんだなあ.........。今日で一年分の生活費稼いじゃったよ......。ははははは................。
そうして現実逃避をしていると、何やらギルドの中が騒がしくなっていることに気づいた。
「すみません、この騒ぎってどうしたんですか?」
「えーっとあなたは............。アオイさん!実は、街の近くの森で異常な強さの魔獣が出現しているんです。だから、あまり外の森には出ないでください!」
「へえー.........異常な強さの魔獣ですか。どういうのなんですか?」
「なんでも、ランクB+相当のエネルギーが観測されているんだとか。小さい街なら余裕で滅ぶレベルです。」
..............やばくないか?
この街はまだ大きいからそう簡単にはいかないかもしれないが、対処できる冒険者たちがいなかったら時間の問題だろう。
「対処のめどはたっているんですか?」
「いま、高ランクの冒険者を要請して、国にも騎士団の派遣を申請していますが、しばらく時間がかかると。」
なんとか持ちこたえてくれるといいんだけどな。
この国は、王様とかの上層部はともかく、ギルドの人とか国民はいい人たちだからな。
僕も急いで力をつけておかないと。
よし、図書館に行こう。
図書館に到着。
早速、Aの236に向かう。
魔法のススメ 魔法入門 初期魔法 中級魔法...........................
などがある。選ぶのも面倒くさいので、片っ端から読んでいこう。
やばい、滅茶苦茶時間かかる。
流石魔法の本というべきか、一冊読むのに3時間はかかるぞ。
ピロン!
「スキル 速読 思考加速 を獲得しました」
来たああああああ!
スキルさんありがとうございます!
使ってみると、読書効率が約3倍に跳ね上がった。だいたい、 思考加速 が思考速度を1・5倍に上げているな。
というかこれ、戦闘にも使えるんじゃないか?




