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日常で世界を変える(白州編)  作者: mei


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12月23日 若井先生

 勉強会に行くのはいいが、今の学力では全然ついていけないだろうな。勉強しなければならないとは思っているけど、どうも手につかない。どうすればいいのかな?自分でもよくわからなかった。とりあえず、昨日、若井先生から話をしてもらった英単語から始めようと考えていた。俺は、文系だし英語、国語、社会の3つは必ず必要になる。この勉強してないところから考えると、国公立や有名私立は難しい。そうなれば、私立で定員が割れてるところや、短大、専門学校が選択肢に入るだろうな。でも、お母さんは専門学校は否定的だしな。そうなると、私立のレベルが低いところにいかないとな。

 でもなぁ、、、、、、、、、、、、、、、、、。やはり、これからのことを考えると足取りが重い。なぜ、そう思うのかもよくわかってないけどなんなんだろうか?先生からはモチベーションのコントロールは大事だと言われていた。先生は、何をいつも思って言っているのか俺にはわからなかった。なんかこう考えて言ってくれているのだろうけど。熱意だけ伝わってそれ以外は、なかなか伝わらないというのが本音だった。自分の特性上、相手の気持ちを想像しにくいのと一度言われたことが思い出すことが難しいということだ。

 若井先生に言われたことは、この4年間ですこしずつではあるが変わってきたらしい。自分には、もちろんその実感はない。小中学生の頃同様、忘れ物は多いし、整理整頓はできない。挙げ句の果て、提出物は出せていないこともあるし、テストもいつもギリギリの点数。そんな状況にいつもイライラしているお母さん。そのお母さんを先生は、いつと落ち着かせていた。ある意味、先生なしでは俺がゲームにありつけることはほとんどなかったのかもしれないな。

 昔のことは全然覚えていないけど唯一覚えてるのが先生にブチ切れられたことだ。あれは、いつだったかな?3年前くらいだった気がする。俺は、前を見ずに歩いているとたまたま小学生の子とぶつかってしまったのだ。当時の俺は、何もわからずぶつかってしまったものだから、ぶつかった相手に注意したのだ。それを見ていた若井先生は、俺との授業前にかなり厳しく怒られた。先生は、たまたまぶつかったのに加えて注意したこと、さらにその注意した相手が小学生の子だったということも大きい。今なら、ことの重大さに気がつくけど当時の俺はもちろん気をつけることなんて無理なくらい幼かった。

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