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日常で世界を変える(白州編)  作者: mei


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11月28日 メニュー

 今日は、ゲームをせずに、ずっと宿題に追われていた。この山の量をこなすにはゲームなんてとてもじゃないけどしてられない。12月に入るとすぐテストが始まる。それまでの我慢だと自分に言い聞かせるけどなかなか無理そうだ。


 お母さん「ひなた!」

 俺   「ん?」

 お母さん「この机綺麗にしときなさい」


 俺の部屋が汚くて嫌らしい。


 俺   「えー、めんどくさいから」

 お母さん「綺麗にしないと、また忘れるでしょ?」


 忘れてもいいだろ。だから、忘れ物っていう言葉があるんだろ。


 俺   「いいよ、別に」

 お母さん「よくないでしょ」

 俺   「忘れ物なんて、大事な時にしなきゃいいんだよ」


 テキトウな理由をつけて、なんとか掃除をしないように話した。


 お母さん「何言ってんのよ、さっさと掃除きなさい」

 俺   「えー」


 お母さんは、掃除しないと許してくれなさそうだ。もう、本当にうるさいな。


 お母さん「さっさとやりなさい」

 俺   「わかったよ」


 椅子から起き上がり、部屋の中を掃除することにした。


 お母さん「ここも、掃除しなさいよ」

 俺   「えー」

 お母さん「ここ、めちゃくちゃ汚れてるでしょ?」

 俺   「ああ」


 掃除機を使いながら、汚れた埃をとっていく。


 お母さん「今日の夕飯18時くらいだから、それまでに終わらせなさいよ」


 もう、そんな時間なんだ。俺は、自分の部屋に飾っている時計を見つめた。17時10分かぁ。


 俺   「今日の夕飯何なの?」

 お母さん「カレーだよ」

 俺   「カレーかぁ」


 なんとも言えなかった。カレーが嫌いなわけではないけど。


 お母さん「嫌なの?」

 俺   「嫌じゃないけど」


 歯切れが悪く、うまく言い返せない。


 お母さん「じゃあ、何なのよ?」

 俺   「なんでもないよ」


 俺は、上手く返せないからテキトウに返信した。


 お母さん「カレーが嫌なら、他も考えるけど」

 俺   「他は何があるの?」


 一応聞いてみることにした。


 お母さん「肉じゃがとかかな」


 肉じゃが?カレーよりもさらにテンションが落ちてしまった。


 俺   「じゃあ、カレーでいいや」

 お母さん「わかったよ」


 少し、落胆した様子で降りていった。そんなお母さんを気にせず、俺は掃除をし続けることにした。

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