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花の妖精と腹黒王太子  作者: 水無月 撫子
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戦闘 サフィー目線



 

「さぁ。参りましょう!!」


 そう、意気込んで前へグンっと足を進める。


  建物の灰色の扉はなんとなく開けたくない気もするがここは民のため国のため!!挫けてはダメよ!サファイア!


 バアァァンッ!!


 もちろんドアを開けたのは…というか蹴破ったが正しいが…私。


「ごきげんよう、皆さん。」


 軽やかな挨拶と共に美しいお辞儀もする。

 隣で剣を構えるエディーが「あぁサフィーの戦闘開始(マジ切れの)合図がでた…」とか呟いてますけどキニシナイ、キニシナイ!


「皆さんには口でいっても無駄でしょうからその使えない頭と逞しいだけの体に直に教えて差し上げます!」


 一瞬にして皆の顔から血の気がなくなり白いを通り越して青くなってしまった気がします、がそんなこと知りません。


 敵は、殲滅です!



「火の精霊、水の精霊よ、我の声に応えその姿を示せ。」


 赤い光の粒と青い光の粒が私の周りをクルクルと回る。


「おう!サフィー!」

「やっと呼んだわね!サフィー!」


「二人ともごきげんよう!私あの方たちの殲滅を願っているのだけれど力を貸してくれるかしら?」


 こんなことをしている間にもエディーは敵と剣を交えている。一刻も早くやらなければ。


「あったりまえ!」

「いいに決まってるじゃない!!」


「それじゃやっちゃいましょう!」



「火の精霊よ、炎を纏い悪なるものの身を熱せよ。」

「はいよ!お望みどうりに!」

「あら、殺しちゃダメよ?後でじっくりとお話しなくちゃ!」

「もちろん!」


 こうして相当な大所帯だった敵の数も残り3分の1程となっていた。


「待たせたわね」

「ぶぅぅぅ~」


 どうやら待たされた水の精霊はすねてしまったようだ。


「帰ったらお茶会にしようかなぁ?」

「即刻終わらせて帰るわよ!サフィー!」

「良かったわ!それじゃ…」


「水の精霊よ、夢へと誘う美しい霧をもって悪なるものへ天の眠りを。」

「わかったわ!」


 この呪文効果に害はないけどいってることは怖いわね。


 さぁて、後はしぼりと……ゴホゴホ……お話をきかなくては!!

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