エピソード ネコさんは、世界を救う⁉
『あぁミズキサンお待ちしてましたよ!』
『こちらこそお気遣いありがとうございます』
『どうですか我が社の感じは!』
『はい!皆さんイキイキとされて働きやすそうな感じで素敵ですね』
『おっそう思っていただけますか!ありがとうございます。実は我が社が最も力を入れているものの一つに社内環境の健全があるんです』
『素晴らしいですね!』
『今の時代社員がイキイキ働く事が会社の成長につながる。それはマストだと考えています。ミズキサンも一緒にイキイキハツラツと働きましょうね』
『ありがとうご・・・んっ!』
『どうかなさいましたか?』
『いぇ。別に・・・』
(何か猫がいたように感じたけどいくら何でもね。気のせいか!最近猫に襲われすぎておかしくなってるな!!)
『こちらにどうぞ』
応接に通され今後のスケジュールの説明を受けていた。
「にゃ〜」
『えっえっ???』
『あぁ〜我が社の社内環境向上部長兼会長のミタヲサンです』
『えっ・・・・・』
『ここにいたんですかぁ!ミズキさんにあいさつしてください。それじゃあしばらくあっちで社員さんを癒してくださいね』
猫のミタヲはミズキをずっと見ながら、抱き抱えられ応接を出て行った。
(げっやばっ!ずっとこっち睨んでる・・)
『いやぁ実際に社内で猫を見ると驚かれますよね!webの画面ごしとはまたちがいますか?』
『ええ?何のことかわからないんですが・・・・』
『web面接の時画面からミタヲさんたち挨拶にきませんでしたか?』
『いえ全く・・・』
『おかしいなぁ。web面接の時は必ず紹介するんだけどなぁ?あっそうか、あの日はちょうど猫さんたちは、月一の定期検診の日だったんだ。それでまったく猫の話をせずに面接をしたんだ!さっきいたのがミタヲさん。あと他に二人ほど社内を巡回してもらってます』
『ハハハハ・・・ハァ』
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「へぇ〜!会社に猫さんがいるんだ。いいなぁ」
「いいわけないじゃない。ハァ〜何で捨て猫なんかするのよぉ」
「どう言う事?」
「2年くらい前に会社の前にダンボールに詰めらて数匹捨られてたんだって。最初はエサをやってたんだけど、手に負えなくなって保護猫センターみたいなところに依頼して里親を探したらしんだけど・・。1匹は引取り手が見つかったんだけど残った3匹がなかなか決まらなくって、結局可哀想だって会社がひきとって育てたんだって!もっ最悪!!」
『妹のユウキです。お姉ちゃんってものすごく猫に好かれていると思うんです。「犬も歩けば何とか」ってありますよね。「お姉ちゃんが歩けば猫にあたる!」って感じでお姉ちゃんって「猫磁石」何じゃない!それにお姉ちゃん気づいてないみたいなんだけど、お姉ちゃんの椅子の後ろでジョン子が丸くなって寝てるんです・・・。フフフフ』
「で会社どうすんの?」
「わかんない・・ハァ〜」
『姉のミズキです。・・・・・はぁ〜。なんで私だけこんなに・・』
「あっそうだ!ユウキそう言えばあんた明日休みだったよね?」
「そうだけどなんで?」
「あの猫病院に連れて行ったほうがいいんじゃない?」
「えっなんで?」
「この間、猫部屋に行ったじゃない?その時さぁ、あの猫ご飯も食べてないし、トイレも行ってなかったから」
「ジョン子ちゃんご飯食べてなかったのぉ?じゃ明日行こっかぁ!」
「わぁっ!あんた、なんでこんなとこにいんのよ。あっち行って!もぉ〜」
『妹のユウキです。お姉ちゃんがジョン子ちゃんの体調を心配するなんて!驚きですね。それも一回のご飯やトイレのお世話でジョン子ちゃんの体調の異常を感じるなんて』




