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SEVENS GARDEN  作者: 天華L


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103/375

部位欠損


「スターク!! 腕が!!」


 俺は思わず叫ぶ。


 スタークとメーヴェのおかげで事なきを得た

俺だったが、どうやらスタークは違ったらしい。


 赫灼ノ終焉(レッド×エンド)を躱しきれなかったらしく

右腕が吹き飛んでしまっている。

 いや、マジか、ゲームのNPCとはいえ

さすがに思うところあるわ……


「大丈夫だ! 問題ない!」


 スタークはそう返してくるが

いや、『だいしょばない』だろ流石に。


「カシュー君、リーダーの腕は『教会』で治るわ! 今は、戦闘に集中して。狙われてるのは、今もカシュー君なんだから!」


 え、治るの? 探索者の身体(ボディ)ヤベーな。


 となれば、意識を切り替えなければならない

次にあの技が来た時、食らう確率が高いのは俺だ。


 ──しっかし、あの威力。


「チュートリアルさん、仕事してんのかね?」



 ──失敬な! 心躍る文字列(赫灼ノ終焉)が見えたので

   興味が湧いたのは否めませんが

   意識阻害、認識阻害は怠っていません!



 え、こっちの声聞こえてんじゃん……そうだ!


「チュートリアルさん、ガルムあとどれくらいでイケそう?」




 ──はい、ガルムの『怒りモード』の発動条件は

   体力の低下がトリガーとなっています。

   私達と同様、生まれて間もないガーデンの

   生成物である故か、ガルムもまた

   基礎のHPが高くないようです。


 ──このまま攻め続けることが出来れば

   間もなくガルムは倒れるでしょう。



 そうか、もう直ぐか。


 モチベ上がってきた!

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