ガルム戦の決着
チュートリアルさんの言により
モチベが上がった俺は、短剣を強く握り
『怒りモード』のガルムを見据える。
ガルムも望む所だと言わんばかりに
俺を睨みつけてくる。
……その間もGSの面々はDPSを上げていっている訳だが。
「風情は無いが、仕方ない」
俺の言葉を理解しているのかは定かではないが
俺が言い終わると同時にガルムが
飛びかかり攻撃を仕掛けてくる!
怒りモード故か、スピードが上がっている気がする
横っ跳びで回避!
すると直後に出の早い引っ掻き攻撃が来る!
「ちょっ! パターン変えてくんな!」
俺はなんとかガードしたが吹き飛ばされる。
「痛っ……くはないけど、かなりの衝撃だな」
パターンも変わっているようだし
はてさて、衰えたオッサンの動体視力で
どこまでやれるか?
するとガルムが突進で距離を詰めてくる。
「こうなったら!」
こっちもダッシュでガルムに近寄り
直前で身を翻し、側面に回りこんだところで
短剣による攻撃で胴体を斬りつける!
「いや、硬! この短剣でどうこうするなんて、烏滸がましかったわ!」
ガルムは振り向きざまに、横薙ぎの引っ掻きを放つ!
それは何とか躱すも、続く噛み付き攻撃が迫る。
それをバックステップで躱し、鼻先を斬りつける。
「あークッソ、俺ゲームしてるわ! めっちゃ楽しい!」
今度はガルムが距離をとり、チャージに入る。
「これ、ヤベーやつだ! どうする!?」
俺がテンパっていると、チャージをしていたハズの
ガルムがゆっくりと倒れる。
「あー……え? これって、みんながトドメさしちゃった感じ?」
なに、このヌルリとした幕切れ……マジか? マジだな。
──処刑セシ魔犬ガルムを討伐しました!
「あ、おかえり。チュートリアルさん」




