第四十九プラン 刀回収
*前回のあらすじ*
刀を回収するぞ!!!
***
しばらく雲の階段で登ると、刀が落ちて来た。
「トウカ、刀が来ぞ!」
「夜刀!!!」
『トウカ!!!』
そのままトウカの手にヤトは落ちて来た。
トウカはヤトを腰に差す。
「準備出来たんだゾ」
「そうか、行くぞ!!!」
その言葉と共に、雲を解除する。
そうするとどうだろうか?そう、紐なしバンジーのように、落ちて行く。
高さは十メートルぐらいあるだろうか?
タマヒュン。
「ちょ!!!何やってるんだゾ!!!死ぬんだゾ!!!」
「このまま落ちて、奇襲する!!!刀を抜いておけ!!!そしてチャラ男を狙え!!!」
「そういうのは先に言うものなんだゾ!!!クソ!!!「龍解」!!!」
龍解とトウカが言うと刀から黒いものが出てきた。なんなんだあれ?
そのまま落下して行く。
チャラ男とエレンが戦っている。
エレンの上に落ちてくるトウカ。
タイミングを見計らって……
「エレン!!!下がれ!!!」
「おう!!!」
エレンが下がると、その場所にトウカが落ちてくる。そのままトウカは刀を振るう。
「闇大刀一閃!!!」
黒いものをを纏った刀は左肩から右脇まで切り裂いた。
「ぐはぁ!!!」
切られたチャラ男は地面に手を付け、膝を付く。
「クソが……不意打ちを受けるとは……しかしまだまだですよ……エルノーム!!!」
致命傷のはずだが、チャラ男は魔法を使う。地面が触手の如く伸び、刀に向かって行くが、トウカに何事も無かったかのように切られる。
他の男達も、やられている。動けるのは誰もいなさそうだった。
トウカはチャラ男に刀を突き付ける。
「観念するんだゾ。どこの商会に所属している?」
「そんなん言うわけねぇだろ……がぁぁぁーーーー!!!!!」
チャラ男はトウカに飛びかかる。
「な!!!」
チャラ男はまだ体力があったのか、トウカの右手を掴み、右手で左頬をぶん殴った。チャラ男は動くと傷口から血が吹き出る。
殴られた衝撃で、トウカは刀を放し、飛ばされる。
チャラ男の手には刀がある。
このままだと刀を持ってかれる!!!
「ははは!!!やったぜ!!!」
「逃がすかよ!!!「加速する雲の拳」」
「まだだぁ!!!エルノーム!!!」
地面から土が壁が出来て、拳を防いだ。
「逃げるぞ!!!野郎共!!!」
「 「 「 「はい!!!」 」 」 」
とチャラ男達は一目散に逃げた。
「待てやぁぁぁーーーー!!!」
チャラ男達を捕まえようと走るとレルに腕を掴まれた。
「待ってクモ!!!王都は奴らの庭だ!!!追い付けないし、追いつけても袋叩きにされて終わりだ!!!」
「……クソッ」
俺達は奴らに目的を達成されて、逃走された。
家に残ったのは刀を取られた無力感が漂った。




