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2度目は聖女になりません〜巻き戻った聖女は彼の為に時間を紡ぐ〜  作者: 木村 巴


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1 プロローグ

新作…はじめちゃいました。どうか楽しんで頂けますように(*´ω`*)

あ! 私死ぬのかな?も、少しずつ更新します!プロットだけは、どちらも最後まで完成はしています。

よろしくお願いします。




 天空島の主が死んだ事で、島という形態を維持出来なくなった大地が大きく揺らいだ。揺れたと同時に、ゴゴゴゴゴッと唸る様な轟音たてる。

 そして耳を覆いたくなる程の爆音と、音と共に足元が割れたり裂けたり……島の崩壊が始まっていった。



「落ちるぞ!!」



 どこからか、仲間の切羽詰まった声が聞こえる。

 みんながそれぞれ「避難準備をっ!」と叫んでいるが……

 私はそれを全て振り切って、タッと一歩踏み出す。


 そして、タッタッタッタタタと──一気に走りだした。


 島と共に私達も落ちているせいか、妙な浮遊感があって走りにくい。


 はぁはぁと、息があがる。



 先程までの戦闘で、体力も聖力もほとんど残っていない。

 けれど私は、ひび割れ、途切れ途切れになった大地の間を走りぬけていった。


 足がもつれてよろけても、裂け落ちる大地に足を取られても……




 そうして私は、大きな裂け目の向こうにいる彼に、必死に手を伸ばした。


「…………! ……っ!!」


 どうか、どうか手を掴んでと、何度も何度も彼の名前を叫びながら……。




 彼は少し躊躇った後……ほんの少しだけ、手を伸しかけて……


 泣きそうに…………笑った。




 キラキラと輝く銀の髪を靡かせ、伸ばしかけた右手を自身の胸に当て、何かを呟いた後…………もう一度小さく笑う。



 そして、目を閉じ……そのまま姿勢で大きな崩落と共に落ちていく。



 天空島と共に落ちていく彼に向かって叫びながら手を伸ばす。


 叫び続ける私を、後ろから追いかけてきた仲間が掴む。崩落と共に落ちかけていた私の身体を、無理やり飛竜の背に投げる様に乗せた。


 落ちていく彼を見ていたのに……


 私の身体は飛竜と供に離れて行っているのに……


 それでも諦められなくて、泣いて叫んで………………










 私は一人、目を覚ました。







これは、ハイファンなのかな?と少し悩んでおります。


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