第67章 南越急行、高速道路を作る
第67章 南越急行、高速道路を作る
信州と越後、そして出羽の国境を越えて広がる南越経済圏の爆発的な発展は、地域における交通需要の構造を根底から塗り替えつつあった。
南越急行による全自動施工やAIモビリティの導入、沿線都市のスマートシティ化、さらには新行電気工業のギガファクトリーをはじめとする先端製造業の集積。これにより、人々や物の流れはかつてない密度で交錯するようになっていた。
飯山から十二町方面へと至る「なんぼく線」沿いの主要幹線である国道117号線。そして、坂町から良豊へと至る山間を抜ける国道113号線。これら二つの一般国道は、連日連夜、絶え間なく押し寄せるトラックや乗用車の群れによって慢性的かつ深刻な交通渋滞に陥っていた。特に、物流の要衝である大型貨物や地域住民の日常的な移動、さらには観光客の車両が一本の幹線に集中し、通勤ラッシュ時や雪害時には数キロに及ぶ車の列が動かなくなる事態が常態化していたのである。
この壊滅的な交通麻痺は、経済の血液とも言える物流にタイムロスをもたらし、南越グループが誇る超高速・即日配送網の足かせとなり始めていた。
本来であれば、こうした基幹道路の整備は国の国土幹線道路網整備計画に基づき、北日本高速道路(JEXCO北日本)などの特殊会社が主体となって高速道路を建設するのが通例である。
しかし、霞が関の事業採択基準や予算配分の壁は厚く、膨大な建設費の捻出や収支採算性の慎重な審議には何年もの年月を要するのが常であった。東日本高速もまた、既存の改修計画や全国各地の優先事業に予算を割かれており、この信越・出羽区間の単独新設をすぐさま決定し、巨額の財源を確保することは極めて困難な状況にあった。
「道路が詰まれば、地域経済の脈動が止まる。国の予算が付くのを指をくわえて待っていたら、信州と出羽のイノベーションは5年遅れることになる」
六日町にある南越急行本社の最高経営責任者室で、CEOの篠原賢人は静かに、しかし断固とした口調で言い放った。
傍らに控える最高財務責任者(CIO)の大石専務、そして現場統括の古賀副社長の前に広げられたのは、信越・出羽エリアの広域詳細地図であった。
古賀が太い指で国道117号線と113号線の上をなぞりながら、唸るように声を上げた。
「確かにひでぇ渋滞だ。南越物流の自動運転トラック隊『キャブオール』も、高速道路を降りてからのこの一般道区間で時間を食われちまっている。なんぼく線がいくら高頻度で電車を走らせていても、ラストワンマイルの道路が死んでちゃ、広域経済圏の威力が半減するぜ」
大石専務がすっと眼鏡の位置を正し、手元のタブレットに試算データを表示させた。
「東日本高速が動けない理由は財務上のポートフォリオにあります。国交省の直轄事業や高速会社の手続きに任せれば、用地買収から着工、全面開通までに最低でも15年から20年の年月がかかる。ですが……我が南越急行グループが自前で資本を投入し、自前の建設力で高速道路を敷設するならば、話は別です」
「民間鉄道会社が、自前で本格的な有料高速道路網を建設し、運営する……ということかい?」古賀が目を丸くした。
「そうだ」篠原は力強く頷いた。
「我がコンツェルンには、総資産25兆円を誇る『南越フィナンシャル・グループ』の潤沢な資金力がある。そして、どんな難工事も全自動AI施工で爆速完工させる『南越建設』の技術がある。さらに、道路を走らせる自動運転トラックを製造する『本産自動車』と、超高速物流を統括する『南越物流』がある。自社で高速道路を作らない理由など、どこにも存在しない」
篠原が提示した高速道路の構想路線は、極めて緻密かつ大胆な二大新ルートであった。
第一のルートは、信州と中越を直結する「信越中央自動車道(仮称)」区間。
上信越自動車道の「豊田飯山IC」を起点とし、「十二IC」を経由して、関越自動車道の「越後川口IC」へと至るルートである。これにより、なんぼく線と完全に並行する国道117号線の過酷な渋滞を根底から解消し、長野・新潟県境の山岳地帯をシームレスに貫通させる。
第二のルートは、越後北部の臨海部と出羽南部を横断接続する「新形山型南部連絡高速道路(仮称)」区間。
北陸道の三条燕IC付近を起点とし、加茂IC、新津の東北横断道JCT、阿賀野IC、新発田東IC、坂町IC、関山IC、大国IC、飯豊ICを次々と結び、国道113号線の隘路を回避して、出羽南部の主要都市群へとダイレクトに抜ける壮大な幹線バイパスである。
この二大高速道路網が完成すれば、南越急行の鉄道路線、新形港の海運網、新形空港の空路、そして陸上の高速道路網が完璧に立体結合し、東日本日本海側の物流・人流インフラは完成の域に達することになる。
しかし、最大にして最大の壁は、日本の道路法および高速道路事業法に基づく「路線免許」の取得であった。
日本の歴史上、私鉄事業者が独自に本格的な高速自動車国道級の有料道路を新設し、路線免許を取得した前例など存在しない。霞が関の行政機構にとって、それは前代未聞の規則外の挑戦であった。
「霞が関を動かす。国交省の最高幹部たちに、民間によるインフラ整備の真のスピードを見せてやる」
篠原賢人はそう決意すると、自ら東京・霞が関の国土建設省(旧国土交通省)へと足を運ぶ日々を開始した。
国土建設省の本省ビル。事務次官室ならびに道路局長室において、篠原は連日のように最高幹部や官僚たちと対峙した。
道路局長をはじめとする官僚たちは、当初、篠原が持参した自前資金による高速道路建設の構想書を見て、呆気にとられた表情を隠せなかった。
「篠原CEO、お気持ちは分かりますが……民間企業が数百キロ規模の規格高速道路を独自に建設し、路線免許を取得するなど、道路行政の歴史上あり得ないことです。用地買収のノウハウ、膨大な建設資金、そして開通後の維持管理……どれをとっても民間一社の手には余る。国家の基本計画に組み込むまで、順序を踏んでお待ちいただくのが筋というものです」
冷ややかに突っぱねようとする道路局長に対し、篠原は眼光を鋭く光らせ、テーブルの上に膨大な物流損失データと、南越グループの実績資料を静かに突きつけた。
「局長。今この瞬間も、国道117号線と113号線では数千台のトラックが身動きを取れず、排気ガスを撒き散らし、地域の産業発展が停滞しています。国交省の手続きを待っていれば、完成するのは20年後だ。その20年間に失われる地域の経済損失は数兆円に上る。それを『行政の順序』という言葉一つで切り捨てるおつもりですか?」
篠原の声には、一切の揺らぎがなかった。
「我が南越急行は、国からの補助金や税金を1円たりとも要求していません。事業費の全額を『南越フィナンシャル・グループ』の自己資金および私振ハイブリッド債で賄う。さらに用地買収についても、地元住民からの絶大な信頼を持つ『南越不動産』と『南越信託銀行』が一体となり、地域貢献型の等価交換方式と手厚い土地信託スキームを用いて、わずか数ヶ月で合意を取り付ける準備ができている」
さらに篠原は、南越建設が誇る革新的な技術力を提示した。
「建設を担当するのは、AIシールドマシンと完全自動建機群を擁する『南越建設』です。従来の公共事業のようなダラダラとした施工ではなく、24時間完全無人・自動化施工により、通常の4分の1の工期で全区間を開通させてみせる。道路が開通すれば、ETC決済は『南越カード』とシームレスに連動し、管理維持費も自前のスマート維持補修システムで完全内製化する。国にとって、税金負担ゼロで東日本の東西大動脈が手に入る……この提案のどこに拒絶する理由がありますか?」
事務次官や道路局長は、言葉を失って息を呑んだ。
篠原はさらに追い打ちをかけるように、財務省や金融庁、さらには信州・新形・山型の各県知事たちからの全面的な推薦状と、沿線市町村長全直筆の「早期建設要請書」を提出した。
国が金を出せないのなら、圧倒的な財源と技術を持つ民間企業に委ねるべきだ——その圧倒的な正論と地域からの強い後押し、そして篠原の常人離れした交渉力と足しげく通い詰める執念の前に、霞が関の防波堤はついに崩れ去った。
数ヶ月に及ぶ熾烈な協議と法制度の超法規的解釈の末、国土建設省はついに決断を下した。
民間鉄道事業者・南越急行に対する「信越中央自動車道」ならびに「新形山型南部連絡高速道路」の第一種高度規格幹線道路としての事業許可、および「特例高速道路路線免許」の正式交付である。
東京の国土建設省会見場において、大臣から直接路線免許状を受け取った篠原賢人の姿は、即座に全国のニュースでトップ報道された。
「鉄道会社が自前で高速道路網を建設する」という前代未聞の大ニュースは、日本中の産業界と建設業界に雷鳴のような衝撃を与えた。
「免許は獲ったぞ!」
六日町の本社に戻った篠原を、古賀副社長と大石専務、そして南越建設の井上社長が出迎えた。
古賀が豪快に篠原の肩を叩いた。
「さすがだぜ篠原! 霞が関の堅物どもを力ずくで納得させちまったか! よし、これで陸の王者も完全にうちの天下だな!」
大石専務も静かに眼鏡を押し上げ、満足げな笑みを浮かべた。
「総事業費は約8,000億円。しかし、南越フィナンシャル・グループの自己資金と、完成後の通行料収入、さらには南越物流の効率化によるグループ全体の経済シナジーを考慮すれば、投資回収期間はわずか7年と試算されます。極めて健全なプロジェクトです」
南越建設の井上社長が、建設ヘルメットを力強く握りしめ、瞳に灼熱の炎を宿して言った。
「篠原CEO、大石専務、古賀副社長! 現場の準備はすでに完璧です! 沿線の用地買収は南越不動産の努力で9割方合意が済んでいます。明日から全エリアで一斉に重機を投入しますぞ!」
「頼んだぞ、井上社長」篠原は深く頷いた。「日本の道路建設の常識を、君たちの手で塗り替えてくれ」
こうして、歴史上初となる「鉄道会社による超高速・自前高速道路建設プロジェクト」が一斉に牙を剥いた。
施工の舞台となったのは、山深い信越の山岳地帯から、出羽へと続く広大な平野部までにおよぶ全長百数拾キロの建設ルートである。
現場に投入されたのは、南越建設が全社を挙げて結集させた、世界最高峰の自動化技術であった。
前章で完成した梅内製作所の『梅内・ラビット・ショベルAI』、後田製作所の『後田・ラビット・クレーンAI』、そして新行電気工業の超高耐久AI-ICを脳みそに搭載した本産自動車の全自動ダンプカー隊が、昼夜を問わず24時間体制で稼働を開始した。
山岳区間のトンネル掘削においては、南越建設が誇るAI超大型シールドマシンが威力を発揮。地質データを100分の1秒単位で解析しながら、落盤リスクをゼロに抑えて驚異的なスピードで山を穿っていった。
盛土や舗装工程においても、GPSとミリ波レーダーで完璧に同期された全自動ロードローラーとアスファルトフィニッシャーが寸分狂わぬ精度で路面を平滑に仕上げていく。人間のオペレーターは危険な現場に立つことなく、エアコンの効いた現場管理センターのモニター前でAIの稼働状況を監視するのみであった。
「すごい……公共事業なら15年かかる山岳トンネルが、たったの8ヶ月で貫通したぞ!」
現場を訪れた国土建設省の現場検査官たちが、開いた口が塞がらない様子で数値を二度見した。
南越建設の井上社長は、現場の泥と汗の中で不敵に笑った。
「これが南越急行のスピードだ! 事故ゼロ、手戻りゼロ、24時間全自動施工! 道路ができるのを待っている住民とドライバーのために、1日でも早く開通させるのが俺たちの誇りだ!」
道路構造そのものにも、南越グループならではの未来技術が惜しみなく投入された。
路面の下には、柏崎核融合発電所(南越電力)から供給されるクレーン電力を活用した「全天候型・超省エネ融雪ロードヒーター」が全線にわたって埋め込まれた。これにより、氷点下20度の猛吹雪や大豪雪の夜であっても、路面は常に乾燥状態に保たれ、チェーン装着不要の時速100km安全走行が可能となる。
さらに、路面内には本産自動車と共同開発した「非接触・走行中ワイヤレス給電レーン」を配置。南越物流の電気自動運転トラック『キャブオールAI』や一般のEV車両は、この高速道路を走行するだけで、バッテリーを充電しながら走り続けることができるという、世界初の「完全電動ハイウェイ」が誕生しつつあった。
建設のニュースは沿線の住民やドライバーたちにも急速に広まり、大きな期待と歓喜の渦を巻き起こしていた。
毎日、国道117号線の渋滞の中でハンドルを握り、疲弊していた地元のトラックドライバーが熱っぽく語る。
「南越急行さんが高速道路を作ってくれるなんて、夢みたいだ! 国道の渋滞で毎日2時間も無駄にしてたのが、あの高速ができればわずか20分で抜けられる。トラック乗りの命を救ってくれる神様だよ!」
山型県から長野県へ農作物を運ぶ農家のお年寄りも、期待に目を輝かせた。
「冬になると国道113号線は雪崩やスタックで通行止めになって、せっかくの野菜や果物が腐っちまうことが何度もあった。南越さんの道路は雪でも凍らないらしいから、安心して出荷できる。本当にありがたいよ」
着工からわずか1年半という、従来の高速道路建設では到底考えられない異次元の超スピードで、二大高速道路網の全線が開通の日を迎えることとなった。
2053年、秋晴れの心地よい風が吹き抜ける越後川口ジャンクションの特設会場。
「信越中央自動車道」ならびに「新形山型南部連絡高速道路」の全線開通を祝う、歴史的な開通式典が盛大に催されていた。
会場には、国土建設省の大臣や官僚たち、新形、永野、山型の三県知事、沿線市町村長、地元財界の重鎮たち、そして南越急行グループ各社のトップが勢揃いしていた。
式典の壇上に立ったのは、南越急行CEO・篠原賢人である。
テープカットを前に、篠原は集まった数千人の参列者と報道陣に向かって、力強く語り始めた。
「本日、ここに開通した二つの高速道路は、単なるコンクリートとアスファルトの構造物ではありません。これは、地域の分断を解消し、人々の移動の自由を守り、未来の産業を力強く走らせるための『陸の新しい大動脈』です」
篠原は遠く見渡せるどこまでも真っ直ぐに伸びた美しい4車線のハイウェイを指差した。
「鉄道と高速道路。かつては対立するものと考えられていた二つのインフラが、我が南越急行グループのもとで一つに融合しました。なんなん線となんぼく線の鉄路が大量・超高速の骨格を担い、この高速道路網が毛細血管のように隅々まで物流と人流を行きわたらせる。渋滞という名の停滞は、この地域から永久に消え去りました」
会場から、割れんばかりの万雷の拍手と歓声が沸き起こった。
国土建設省の大臣も、感無量の面持ちで篠原の手を強く握りしめた。「篠原CEO、お見事でした。民間企業の情熱とスピードが、国家のインフラの在り方を根本から変えてしまった。歴史に残る快挙です」
「テープカット、スタート!」
古賀副社長の高らかな合図とともに、金色のハサミが一斉に入れられ、色とりどりの風船が大空へと舞い上がった。
直後、開通を告げるファンファーレとともに、新品のアスファルトが輝く本線上に、第一陣の車両隊列が姿を現した。
先頭を切って走ってきたのは、本産自動車が誇る最先端のレベル5完全自動運転大型トラック『キャブオールAI』の隊列であった。
1台目のドライバーシートには誰も座っておらず、AIが車車間通信と路面センサーを完璧に同期させながら、時速100kmの一定速度で寸分のブレもなく滑らかに走行していく。
それに続いて、南越物流の保冷トラック群、スーパーカワサワの配送車、さらには沿線住民たちのピカピカの乗用車が、高らかなクラクションを響かせて次々とハイウェイへと滑り込んでいった。
かつて数時間に及ぶ激しい渋滞でドライバーたちを苦しめていた国道117号線と113号線の車列は、まるで魔法のように新設された高速道路へと吸い込まれ、一般道の交通量は劇的に減少。長年地域を悩ませていた交通麻痺は、開通初日にして完璧に解消されたのである。
式典会場の脇にある展望テラスで、南越ビバレッジの「特選一級品ジャスミン茶」の缶を手にした古賀副社長と大石専務が、流れるように走り抜ける車列を見下ろしていた。
「見ろよ大石」古賀が満足そうに破顔した。「うちのキャブオールAIトラックが、南越建設の作ったピカピカの高速道路を、南越カードのETCでスイスイ走り抜けていくぜ。全自動で充電しながらな! 完璧すぎる流れじゃないか」
大石専務もフッと目元を和ませ、手元のタブレットのデータを検分した。
「開通初日の交通量は想定の140%を記録。なんぼく線の貨物列車とのモーダルシフト連携も完璧に機能しており、南越物流の配送時間は平均して68%短縮されました。さらに、この高速道路の開通により、沿線工業団地への企業誘致の打診がすでに数十社から殺到しています」
「経済の血流が、最高速で巡り始めたってわけだな」古賀が力強く頷いた。
二人の後ろから、静かな足取りで篠原賢人が歩み寄ってきた。
篠原は二人が差し出したジャスミン茶の缶を受け取ると、静かに缶を打ち合わせた。
「見事な完工だった、古賀、大石。そして井上社長たち現場の仲間のおかげだ」
「篠原CEO」大石が篠原を見つめた。「鉄道会社が自前で高速道路網を保有し、運営する。世界でも類を見ない独立総合交通生態系が、これで真の完成を迎えましたね」
篠原はジャスミン茶を一口含み、果てしなく広がる信州と越後、そして出羽の青空と、その下を一直線に駆け抜ける高速道路を見つめた。
「いや、完成ではない」
篠原の声は、どこまでも澄み渡り、深い未来を見据えていた。
「道がある限り、人の営みはどこまでも広がる。この高速道路と鉄路が交わる拠点ごとに、新たなスマート物流デポと緑の住宅街を創り出す。陸、海、空、そして道路……あらゆる移動の壁を取り払い、地域に生きるすべての人々に、安全で豊かな暮らしを提供し続けること。それこそが、我が南越急行の終わりのない使命だ」
山を穿ち、地底を拓き、海と出会い、県境を越え、街に光を灯し、モノづくりの魂を繋ぎ、金融で血流を巡らせ、働く人の誇りを守り、そして自らの手で大地に新たな大動脈(道)を切り拓いた南越急行コンツェルン。
渡辺前社長の「線路に終着駅はない」という不滅の遺志を胸に、南越急行が紡ぎ出す光り輝くレールとハイウェイは、人々の無限の夢と未来を乗せて、どこまでも、どこまでも力強く駆け抜けていくのだった。




