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全知の神

「!!」

其の名前を聞いた時、あの時言っていたミカエルさんぼ言葉を思い出す

僕はすぐさま、棚に保管してあった盾のものをプラスチックケースから出す

「あの」

そういって、彼の前にそれを差し出す

それを見た瞬間、彼は目を見開き、とても嬉しそうにその盾を手にする

「これ姉ちゃんの!すげえあんたやるなあ!!」

僕は何を言われているのかわからず「何がですか?」という

「これはな、姉ちゃんが守護してるって意味なんだぜ!」

「そうなんですか。でもそれ僕じゃなくてあなたに渡すよう言われて持ってました」

「え?」

彼はキョトンとし、それをじっと見つめる。

一瞬彼の目が青く光った気がした

「そういうことかよ、姉ちゃん。」

そして

「姉ちゃん、洒落せえな!認めるなら認めるって直接言えばいいのに」

僕は彼にこの彼女がどんな最後を迎えたかいうべきか迷いを感じた

「あのそれ、もらった時実は」

「いうな!わかってんだよ!もう!」

彼がすごい形相で絶叫する

僕はすぐに口を塞ぐ

「そうか、俺様が次のミカエルか。」

僕は、其の単語を聞き

「ミカエルってあのミカエルさん?」

「うん。あのミカエルだよ。」

大天使ミカエル。ユダヤ、イスラム、キリスト教に置いて四代天使の一人である。

他にもガリグリア教とも呼ばれる宗教の守護天使だ。古い歴史書によると、頂点にいるかみは全知全能である。故に愛があり、慈悲深い。かつてキリスト教というのがあったが、世界終末地震が発生したせいで、キリスト教を信じた人たちが避難を受けた、その後釜に座ったのがガリグリア教である、時に罪深き人間の魂を救済すべく天使たちが浄化のため大地を揺らすという予言を彼らの司祭がした、其の結果其の鳥になり、大衆は全て其の宗教に入っていおり、懺悔したり、予言をもらったりしている。

全知全能だからこそこの地震も何か意味があった。そういう教えである

神は全知全能であり、人には理解できない。しかし司祭はそれができるという。故にいろんな悩み、不安をいっせいに引き受けている。

僕の父有栖 総司もそうだ。あれ以降警察も何もかもガレグリア教が世界中で関わっている。

元々三大宗教だったが今じゃここが世界の中心だ。

大物はこぞってここを信仰している。

僕はあまりここの方とは関わりになりたくなかったが、父親が入信したと同時に入った。

毛嫌いしていたが入信すると居心地がよく、たまに教会に行く

頭がスッキリするからだ。

其の軽油の友達も多くいる、警察学校は最悪だったが、必ず父よりもいいアドバイスをくれた。ただ言えないのは自分がやったこと、万引きとかをさせられそうになっていた件だ。

あいつらにも仲間がいて、同じ系統の仲間が多かった、故にここでの居場所まっで奪われたくなくて相談はしなかった。恥ずかしい思いもあったせいもある。

警官なのにいじめに屈してるとか言われたくなくて。

「今も昔もすごいよね。あの人、」

そういった。

「そうだね、でも今の君が信仰しているミカエルではないから注意してね。」

「どういうこと?」

僕がそう尋ねると

「姉さんは本物だ。でも」

「あいつらは其の皮を被った天使たちだよ」

意味がわからない。ミカエルってなんか違うのかな?

違う、宗教家?

やっぱり怪しいなこのこ

「これ渡されたとき、なんか言ってたことある?」

「お前を守るとかなんとかと僕がいうと」

「ってことはあんたやっぱり!!俺様のご主人様なんだな!」と彼は言った

「は?」

「俺はミカエルの今継いだ、あんたを守るよ」

主人ってなんだ。僕は顔を険しくする。

「もっとはっきり言ってくれよ。何が言いたいんだ。」

「神様が堕天したんだ。自分の意志で。」

「本来なら全知の椅子の持ち主なんだが、自分からやっちまったんだ」

「今は近くにいた天使そいつがそこに座ってる。」

「え……」

正直わけわからんかったが、なんとなく意味もわかった

「で、そいつがやったのが、人間に罪があると言って人間を追放した楽園から、そして自称全能といったんだ。」

「は?待ってそれさ、旧約だよな」

「まあね、何千年も前に堕天なされたんだ、主人であるお前が」

「は?」

僕は全くわからなかった。

「とにかくお前が堕天しなくちゃいけかった理由はない。早く神として返れるようにしてくれ」

「あと、全知もな。」

「ま、待って、僕人間だよ」

「さからだろ、ここに堕天してるじゃねえか。こんな地獄によ」

僕は、今になってわかった。

多分こいつは相当危険な類の人だ。速やかに帰らせよう。

「帰ってくれ、僕はお前のご主人様じゃない」

彼はそういうと彼を、扉から無理やり締め出そうとした

「うるせえな、信じてくれよ、レオナルドを信じるのかよお前」

レオナルド?

そうきいたとき頭痛がした

青いめ、金色の甲冑、12枚の羽。黒髪、水晶を持つ男

それがよぎった

「待って、なんだよこれ」

何かの映像だ。天使がいる、白い宮殿に赤い甲冑のミカエルさんと金色の甲冑の男そして銀髪の女天使だ、あと四人ほどの天使たちがいる。

そして僕がその前に座っている。全ての前に立っていた。

「主人よ、八人揃っております」

だが次の瞬間違う場面だ。

「主人よ、あなたを愛しています。この世の誰よりも」

赤いミカエルさんがいう、手には薔薇らしきものがある。

「あなたはなぜ私をお認めくださらないのですか。」

今度は金色の甲冑の男だ。

息があがる。そして

金色の甲冑の男が何かを持ちながら叫ぶ、僕はどこかに倒れ込んでいるようだ

「堕ちてしまえ、我が主人、私こそ真の神にふさわしい!!」

「お前は椅子がなきゃ何も見通せない。お前は無能!!私こそ真の神」

そして男がニタリと笑う。

「これから先の未来の罪、全て背負ってもらうぞ!我が主よ。どこに行こうとお前は悪魔だ!!」

赤いミカエルさんが何かを叫んでいる、

「陛下ー!!!!」絶叫する彼女。

闇が覆いかぶさりそこで映像の意識が途絶えた。

いつの間にか汗だくだった、息があがりゼーゼーと吐息を出す

「僕が、堕天?神だった?」

怖いよりも先に、高揚感が襲う

神だった。僕が。俺が。

全知。

そいつだった。

高揚感、恐怖、全てぼ感情が押し寄せる。

経緯は知らない

だがあの映像は本当に記憶そのものだった

吐き気がし倒れ込む、

もうあいつらなんて比じゃない。俺最強じゃん!!

それが強く出てしまった

「俺、最高、こんなハッピーなことない!明日から俺はみんなに神だと言うぞ、みんな俺のもんだ」

僕が踊っていると

ジャンヌとかいうやついが言った「お前は馬鹿か、そうじゃねえだろ。お前のせいでこうなんだよ!!馬鹿やろー!!!!!」

彼は小躍りしていた僕の胸ぐらを掴み、拳を突っ込んだ。


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