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旅立ちと婚約者

ターク・エスバトスとの戦闘後に気を失った俺はそのまま一日寝たらしく起きた時には朝日がカーテンを照らしていた。


両脇に重みを感じたので頭を上げて見ると右にフィーリア、左にリズが俺にくっついて寝ている。


おいおい。良いのかよ。貴族なのに自由な家だな。


「ん」


フィーリアが目を覚ます。髪を下ろすと妖艶がます彼女は寝惚け眼のせいか目もちゃんと空いていない。はっきり言おうエロい。


「おはようフィーリア」


「おはよ」


眠そうに目を擦り体を起こすと黒の下着が露になる。何故に下着姿で添い寝した。しかもブラの肩紐が外れてるせいで推定Gカップが溢れそうだ。ブラの縁からピンク輪が少し見えてる。

彼女なら絶対襲ってるシチュエーションだなこれ。むしろ襲うなってのが無理だ。


「フィーリア。見えてるぞ」


「えっ」


自分の様子を見ると顔を少し赤らめ、隠すように両手で胸を抱き締める。豊満なバストが形を変え押し出される。


むしろはだけてるよ。右乳全部見えちゃってるよ。


「ト、トウカのエッチ」


か、可愛い!!


「あ、姉さん何やってるの!」


後ろから抱き締めて目を覆ってくるリズ。この感触はあんたも下着姿か!?頭の後ろが幸せです。


「リズなんて裸じゃない」


え!?裸!?何それ!?


「だって裸じゃないと眠れないんだからしかたないじゃない!」


まさかリズまでこんなに迫ってくるなんて思いもしなかった。


余計に抱きしめられて何かと背中が良い感触に包まれる。


こんなに迫られちゃ我慢も出来なくなる。

もうフィーリアだけで元気一杯だってのにどうしてくれんだこれ。


「もぉトウカは私に頂戴!」


フィーリアに両の手を掴まれると引っ張られ、そのままGカップに顔面ダイブ。波打つ乳に感激です。


ってそうじゃない。


「こらやめろ!」


フィーリアを引き剥がして桃色世界から帰還する。


「あっ」


揉み合ってるうちにフィーリアのブラは取れ、リズに振り返ればホントに全裸。引き締まったからだに豊満なバスト。フィーリアには一歩劣るが18では十分過ぎるスタイルだ。

女神が二人。神様感謝します。俺は今幸せです。


「トウカのエッチ」


うん。姉妹揃って可愛いです。


「と、とりあえず服を着てくれ」


まったく幸せだけど我慢が大変だ。二人に背を向けて見えないようにする。直ぐに衣擦れの音が聞こえる。これはこれでエロい。


「着たわよ」


振り返ると二人ともネグリジェ姿。お揃いの水色のネグリジェだ。


「ねぇそう言えばトウカは買い物が済んでるけど、これからどうするつもりなの?」


「ダンジョン都市ゲィストランブを目指そうと思うよ。もっと世界を見て回ってみたいんだ」


「あらそうなの?」


「「え、お母さん」」


ピンクのネグリジェ姿の爆乳美人リルミートさんがフィーリアとリズミット二人の間から顔をにょきっと出してくる。


貴女いつの間に入ったんですか。てか気配も感じなかったぞ。


「ならうちの子達を連れてかないかしら?」


「「「え!?」」」


リルミートさんの発言には全員が驚いた。


なんでもサイード王国の貴族は基本一夫多妻制らしいくズナットさんは他にも妻がいるそうだ。ちなみにリルミートさんは第一婦人だ。


当然子供も多い。リルミートさんとの間だけでも4人の子供がおりリズミット、フィーリアの他は男児。長男はアストン家を継ぐことが確定しているし、次男は王都の学院で勉強中。


他の奥さん達はサイード王国内の街に住んでたりアスタールの中にもう一つ屋敷があるのでそこで暮らしてるらしい。

総勢8人の妻がいるそうだ。


リアルハーレムですね。


元々魔物の驚異があるし、いつ何が起こるかわからないので高位の身分の者は血が絶えぬ様に必ず複数の妻を娶るそうだ。一般市民は娶る財力がないので基本的に一夫一婦らしい。


「うちの子達も満更でもなさそうな様子だし、どこかの貴族と政略結婚するよりは良いと思うのよね」


「いや、ですが私はこれから世界を回る身ですから危険ですし」


「そこはリズミットとフィーリアが決めることよ。二人ともレベルは高いからよほどがなければ大丈夫だと思うわ。それに貴族でも探索舎や商人になる人はけっこういるのよ」


「私はトウカと一緒に行きたいわ」


フィーリアが即答する。リズミットは悩んでるようで顔をうつむかせている。


一緒に旅をするのは百歩譲って良いとして、数日しか一緒にいない男とくっつけるのは如何なものかと思うが、本人も乗り気なのには驚いた。


「トウカ。ダメかしら?」


「いや、ダメではないけど。危険だぞ?」


「わかってるわ」


「俺なんかで良いのか?」


「私はトウカは信用出来ると思ってるわ。それに精神魔法を持ってる私に何の躊躇(チュウチョ)もなく話してくれたり、こんなに側にいても邪険にしない人はいなかったわ」


「じゃぁ決まりね。娘をよろしく頼むわねトウカ君」


「は、はぁわかりました」


リルミートさんの押しについ承諾してしまった。フィーリアはとても嬉しそうにしていたのでまぁ良しとしよう。


リズミットは悩んでいるようで表情が少し暗い。


フィーリアがこっそり教えてくれたが、リズミットはアスタール騎士団に所属しているらしく、すぐすぐ除隊出来る身分ではないそうだ。しかもレベルも二桁で歳も若いので騎士団でも有望株として期待されているそうだ。


先のターク・エスバトスとの戦闘も隊舎から見ており止めに行こうとしたらしいが騎士団の上官に止められたそうで駆けつけれなかったらしい。それに俺を勧誘するように上司に命令も受けているようだ。


結局リズミットはまだ考えたいと部屋を出ていった。リルミートさんも一緒に出ていき、出ていき様に「早く孫が見たいわ」なんて言って出ていった。


フィーリアはその言葉に顔を真っ赤にするが本人満更でもない様子だ。


「わ、私とト、トウカのあ、赤ちゃん・・その前に、し、しなきゃいけないもの、ね・・」と呟いていた。


お陰でスキル【集音】を手に入れれたが、ちょっと恥ずかしい。


フィーリアも部屋から出ていくかと思ったが一緒に居たいとのことで結局一緒に寝た。

特に手は出してないので悪しからず。



次の日フィーリアも一緒に旅に出ることを聞き付けたズナットさんが満面の笑みでスキップしながらやって来た。


「娘をよろしく頼むぞカンナくん!」


「出来る限りを尽くします」


「いや~娘がとうとう婚約出来るとは思わなかったよ」


「え」


「リルミートから聞いたよ。あのフィーリアから迫るとは君の魅力に感服したよ」


ガハガハと笑いながらスキップと小躍りを繰り返しながら去っていった。


婚約したんだ俺。


「頼んだわよ」


リルミートさんがウインクして去っていった。


リルミートさんには頭が上がらないな。


とりあえず二人旅になるのでフィーリア用の荷物の整理と必要雑貨を購入しに街に繰り出した。


これから一緒に旅をするのでフィーリアには【宝箱(アイテムボックス)】の様なスキルがあることを伝えた。


そしたらたいそう感激され、荷物も無制限に持てるだけ持つことにした。なんとキングサイズのベッドや洋服タンスごとアイテムボックスに入った時は感動だった。


フィーリアはスキルを見てわかっていたが、料理も出来るそうなので料理道具や調味料関係、料理の材料も大量購入した。

これからの旅が楽しみになった。


「色々種類があるんだな」


「そうよ。馬車って言っても貴族用から商人、農民様々ね」


今はフィーリアと一緒に旅用の馬車を選びに来ている。


ダンジョン都市ゲィストランブはここアスタールから数週間かかる。なので馬車での移動は必須になるそうだ。


それに道中は盗賊や魔物も出る。


騎士団が街道を定期的に往復し巡回しているとは言え、魔物と盗賊の被害は後を絶たないそうだ。


「旅するならコイツがオススメでさぁ」


職人気質そうな恰幅の良いおっさん店長が馬車を選びを手伝ってくれている。アスタール一番の馬車屋だ。


おっさんオススメは箱型の馬車か荷台に天幕を張ったタイプの二種類。どちらも中が外からは見えないようになっている。


天幕を張っているタイプは基本商人の荷運びや街間の移動用にしか使わないのでサイズもそれなりに大きいが、軽量化している。


箱馬車は貴族の移動や街中の移動に使われるので大きさも様々だが、重量がかなりある。


「旅は馬ですかい?ライドラードかそれともガイドンですかい?」


ライドラードは地竜の一種で2足歩行の体調2メートルの魔物らしい。草食で温厚な性格だが、認めた人にしか懐かないと頑固な所があるため乗り手を選ぶが馬の倍以上の速度がだせるし力もあるので長距離移動や軍に重宝されているそうだ。


ガイドンは亀の魔物で速力は馬と速度は変わらないがライドラードよりも力が強いので一体でかなりの重量を動かせるそうだ。


「馬での移動ですので箱馬車じゃないほうがいいですね。馬も二頭なのでサイズもあまり大きくないものでお願いします」


「おう。ならこれなんてどうだい?中古なんだが、今うちにあるので小さい奴なんだが、この天幕には防水のエンチャントがしてあるんで濡れにくいし、馬車事態に強化のエンチャントをしてある。何より魔物避けのエンチャントがされてるのがオススメでな」


「そんな馬車があるなんて驚きですね」


「こりゃ知り合いの探索者がダンジョンを探索してた時に使ってた奴でな。ダンジョン内で寝泊まりもするからエンチャントがしっかり施されてる。旅をするには最適だぞ。中古だし金貨200枚で売ってやる」


「ではアストン家に領収書と馬車を届けてください」


トントン拍子でフィーリアが話を進めてくれる。おんぶにだっこな感じがあまりよく感じないが、この世界の物価を知らない俺にとってはフィーリアの存在が凄くありがたい。


馬はアストン家の馬を手配するそうだ。


明日には出発が出来るように準備を済ませアストン家へ戻る。

アストン家に戻るとフィーリア様婚約おめでとうございますとメイド、執事一同から頭を下げられた。

すごい光景だった。


これはもう引き返せないと思ったが、こんな美人と元の世界で出会えるかもわからないので何だかんだといい話なのかな?


ささやかだが身内だけのパーティーが開かれた。


フィーリアの兄弟の兄と弟には会えなかったが美味しい物を沢山食べて、楽しい一時を過ごした。


婚約はしたが一年は両人に考える時間が与えられるそうだ。

互いを知らないままに結婚しても意味ないとリルミートさんの言葉だ。


互いを知る期間が欲しかったので俺にはありがたい申し出だった。数日で結婚を決めれるほど日本育ちの俺は軽くない。

でも悪い話ではないと思っている自分がいるので後は互いをしっかり信用するだけなのかもしれない。


パーティー後は今日もフィーリアと一緒に布団に入り休んだ。

明日からの旅が楽しみだ。

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