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城郭の調香師 第1部 赤い月の呪いと調香師と紫の炎  作者: 悠 聖藍


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第1部 プロローグ 赤い月の呪い

すべてが…赤に包まれる


「さあ…選びなさい…(あらが)い、戦うか…それとも、苦しみから逃れて魂までもが灰となって散るか…」


 苦しい…身も心も裂けるように苦しい…目の前には実態のない赤いドレスの大きい帽子を被った女が僕にそう問いかける…


「ジョン…! だめだ!呪いに飲まれるな!」


 親友の(アオイ)が必死に叫ぶ声が、赤く染まった視界の中で響き渡る。周囲は赤い炎に包まれ、耳に刺さるような熱気と煙の匂いが漂う。上を見上げれば、赤く血のように輝く満月――赤い月が、僕を見下ろしていた。


「あはははははは! 最高だよジョン! ボクはこうやって呪いにかけられた君と戦えるのだからね!」


 目の前には、化け物のように変貌した男の姿があった。


「お前に…お前に今の僕の苦しみがわかるはずがない…!」


 僕は、身も心も苦しい…! このまま自分の存在を消してしまいたいくらいだ…! いや、そもそも僕は…この世に存在する価値などあるのだろうか……


「赤い月の呪いよ!ボクは君に勝って、今度こそ叶えてみせる!君の命と引き換えになぁ!」


「…クソ…!」


身体も心も痛い…苦しい…!


「ジョーーーーーン!」


…僕は…僕は……



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