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国民のほぼ全員が『人生2週目の転生者』なので、前世で起きた『聖女様闇落ち世界滅亡エンド』を総力あげて回避します

作者:フーラー
聖女『以外の』ほぼ全国民が、本編バッドエンドの記憶を持つ「転生者」、
そして主人公は現代世界からの「転移者」という、異色の異世界転移物語。



主人公である「未夏(みなつ)」はある日、乙女ゲームの世界に転移していた。


転移先のゲームはもともと『アイテムクラフト』要素が強かったため、その原作知識を生かし、
彼女は天才薬師として働くことになる。


だが、未夏が転移した『聖ジャルダン国』は物語のイベント的に『バッドエンドルート』に突入していた。

本来のシナリオなら、本編ヒロインである伯爵令嬢『聖女オルティーナ』は悪役令嬢の手によって闇落ちし、
世界を滅ぼす運命にある状況だった。



未夏も「必敗戦闘」に駆り出されるが、
ここの国民は未夏と、ゲーム内でのメインヒロインである「聖女オルティーナ」を除く全員が、
『聖女が闇落ちして滅ぼされた未来』の記憶を持つ『人生2週目の転生者』であった。



「聖女が闇落ちしたのは自分のせいだ」
「今度こそバッドエンドを回避しよう」



と息巻く彼ら国民の頭のねじの吹っ飛び具合は凄まじく、モブキャラに至るまで全員が、
「物語終盤のPCキャラレベルの実力と、全年齢向けゲームのキャラでは持ちえない行動力」
を持っており、


その力を持って、敗北の元凶となるドラゴンを始末する。




そんな彼らや、自身が推していた「4英傑」と言われるゲーム内の攻略対象キャラのことを
放っておけないと考えた未夏は、


「ゲーム本編の『画面外』で行われていた、聖女オルティーナの不愉快な言動」や、
「自身の解釈とかみ合わない、彼らが持つ『前世の記憶』」


に不信感を持ちつつも、この国で彼らを救うべく薬師として戦うことになっていく。


カクヨム・アルファポリスでも掲載しています!
プロローグ 人は「加害者」でいるうちは誰だって笑顔なのでしょう
第1章 暴力による報復を好むものは、いつだって安全地帯の傍観者
第2章 「剣と魔法の世界」に中世の軍隊編成はそぐわない
第3章 自慢は励ましという名の仮面をかぶって現れる
第4章 人生をやり直すためなら、人は悪魔にもなれるのか
エピローグ 身体がなくても心があれば、人は祈りを捧げられる
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