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A班ファイル ― コウモリは湿地でお茶する ―  作者: ぽすしち
おいかけっこ

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227/251

仲良く脱出

おいかけっこ終了。


「おまえが《背中鬼》だと勘違いしてたから、ちょいと確かめようと思って。―― でも、車であんなふうに事故るとか、コイツじゃねえなって、納得したさ」




 これにコウモリが言い返そうとしたとき、「ありがとう。おまえの協力に感謝してる」とつけたされ、いいたかったことは消え、どうにかいいわけめいたことを口にする。



「お、・・・おれは、聖父と契約しちまったから、おまえらのいうことを、きいただけだよ・・・」

 



 突然ざざっと草がわれ、顔をだした男がさけんだ。




「ポール!ずっとさがしてたんだぞ!どうにか湿地をでないと、おれたちも《背中鬼》に狙われるかもしれ・・・・・ポールが二人ってことは・・・コウモリ!? なんでおまえがいるんだ? おまえ警察にいるはずなんじゃ、あ!ポール!おまえが勝手に連れ出したんだろ? クラークは知ってるのか? こっちの州で勝手なことすんのはやめてくれよ、・・・なんだよ?なに笑ってんだよ?」



 このあとしばらく、二人のポールはなぜか笑い続け、《湿地》を脱出するまで、仲良く肩をくんでいるのを、ジャンはうしろから睨み続けることになった。






あとは、兄弟のはなしとなります。それとザックの相談ごとの結末。。。

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