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№28 ― クラークは ―



マークから携帯に連絡がきたとき、正直クラークは今まであせったことがないほど、あせった。



「 ちょ、ちょっとまて。もう一度言ってくれ。 意味はわかったが、ジュディの《端末》なら、科捜部のPCだろ。ジョニーに・・・ ああ、おれの《端末》もつないだけど・・・いや、仕事用の《端末》だから・・・ いや、待てよ。 おれのも、つないだかもしれん・・・。  なに?そんなわけ・・・」


 今度の事件の《失踪者》たちの写真をおもいうかべ、すぐに自分の端末を確認すれば、覚えのないメッセージを娘たちに送っていた。


 返信には、あきれたような、ため息の記号文字と、《パパ、意味わかんないメッセージは送らないで》とある。



   「なんてこった!!おれが、娘に送ってる!」



   さけんだ男をバーにいるみんなが注目した。




『 落ち着いてください。もう一度確認してくれますか? あなたが知らない間に、《よーい どん》のメッセージを、娘さんに送ってるんですか? 』


 マークの落ち着いた声と、周りからの好奇の視線で、すこし自分をとりもどす。




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