一輪の赤い花~精霊石が色付く時~
中央の国、ヒューストに住むヴィオレットはエルヴィアート公爵家の次女。
彼女には双子の姉ローズがいる。
ヴィオレットのものは全てローズのもの。ローズに全てとられてしまい、彼女の部屋にあるのはベッドだけ。
8年前に両親から白い花と赤い花のどちらかを選びなさいと言われ、それぞれが選んだにも関わらずローズはヴィオレットの選んだ花をとってしまった。
これからも全てをとられ続けるのだろうと思っていたヴィオレットだけれど、8年後2人は西の国と東の国に嫁ぐことになった。
精霊石は透明なままのヴィオレット。16歳であれば、本来精霊石に色はついている。しかし、色がついていないヴィオレットは受け入れてもらえるのか不安だった。
国王と公爵家次女の身分差恋愛がはじまります。
お互い人間エスが、獣人(獣、鳥)が出てきます。
姉、ローズは出てくるかは微妙なところ。しかし、絡ませたいのでヴィオレットの恋愛が終われば絡んでくると思います。
それでは、よろしくお願いします。