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ジェネレーションギャップ

 どれ程誰かを想っても 報われないなんて当たり前。

 社会を悲観して ビルの屋上から飛んでみた所で

 何かが伝わるワケじゃなし。

 見知らぬ誰かを刺してみたって それで終わるの自分だけ。

 またやってるよと後ろ指。

 昼のニュースでは キャスターがドラマチックに語りかけ

 TVの前では お菓子片手にソファーでごろり。


 「なぜこんな事がおこるのでしょう」

 みんな楽しそうに悲しむんだ。


 世界が誰の物でもいいし、

 僕たち中心に回ってないのも解ってる。

 あふれる物事に踊らされれば 魔法の言葉ですべて解決

 『自己責任』

 後ろを向いて前に進めば 夢が無いと溜息をつかれた。

 先送りされた問題の山は 誰も片づけないのに、

 明るい未来なんて どこにあるのさ。


 「次代を担う若者達のために」

 でも、必死で守るのは自分の利益だけ。




          ――2000/11/13

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