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夜の中に探し求める
【―― 夜の街で君ひとり ――】
ヘッドライトの帯が流れる夜の街角
星のない空を見上げて
溜息ついてる君がいる
遠くを見るように 人の流れを追っていた
ざわめきを映す瞳の奥で
失くしてしまった何かを探していたね
ヘッドライトの帯が流れる夜の街角
星のない空を見上げて
またひとつ 君は溜息ついた
――1992/04/10
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【―― 探す人 ――】
ふと気が付くと独り
何かを探している自分がいる
ビルの群れに
人々のざわめきに
様々な音の波間に
ずっと何かを追い求めている
とうの昔に失くしてしまった
見えない「何か」を
追い続けている
――1992/05/01
