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528/2000

昔の高級売買品



5章235話になります!!


本日2回目の投稿です!!


それではどうぞ!!








「おいおい...、マジかよ?」


「えぇ...?」


『これは...!?』


宝物庫の中へと入り、辺りを見回すと2人と1体は、それぞれの反応を見せた。

なんと、宝物庫の中には.....、


「塩...か?」


「塩だね...」


『うむ、塩みたいだ...』


なんと、大量の塩で埋め尽くされていたみたいだ。


「おいおい、なんで宝物庫に塩なんかがあるんだよ?金とか銀とか財宝はどこだよ?」


ヴァーチュは目を血走らせながら塩の山を崩し、中に財宝がないのか探し出す。その姿はまさに金の亡者という感じだった。


「塩?昔の宝物庫だから、胡椒ならば何となくわかるんだけど、塩なのか...。」


クジラは、自分のいた世界の歴史に重ね合わせてなぜ大量の塩があるのかを考え始める。


『ふむ、見たところなかなか品質の良い塩みたいだな。しかし、宝物庫の中にある物品の情報がいくら探しても見つからないので気になって見にきたら、まさかこんな残念な結果になるとは...』


プラモは塩の品質を確かめた後、こんな結末は認められないと呟き、ヴァーチュと同じようにザクザクと塩を堀り始める。

クジラは2人を軽くスルーし、一歩後ろで大量の塩について考えていた為、この愚行には参加していない。


それから、やく10分ほど経った頃だろうか...?


「ん?おい!なんかあったぞ!!」


ヴァーチュは興奮したように叫び、何かを引っ張り出す。その何かは、真っ黒になっていて、ボロボロの皮みたいだ。


『む...?なんだそれは?』


プラモはヴァーチュに近づき、その謎の物体をマジマジと確認する。しかし、それの正体がわかっていない様子だ。


解析するには少し時間が掛かるな...。


そのように口にして、プラモは動きを止める。


「プラモ、待った。それは多分お肉だよ、お肉」


しかし、プラモの解析作業を止め、クジラは謎の物体の正体について、口にした。


「肉ぅ?これがか?何かの毛皮の成れの果てかと俺は思ったんだがなぁ...。しかも、肉ならばなんで食料庫に保存しねぇんだよ?」


ヴァーチュは、肉と告げられた物体を親指と中指でつまみ、ブランブランと揺らしながら怪訝そうな顔で聞き返す。


『なぜ即答で断言できたのだ?』


プラモも、ヴァーチュと同じような様子でクジラへ質問をぶつけている。


「えぇっとね?多分、この塩は肉の水分を抜き取って、腐敗させずに熟成させる為に敷き詰められてるだけで、塩自体に価値はないはずだよ。重要なのは中のお肉。食料庫じゃなくて、宝物庫においてあるのはきっと、昔はお肉がかなり高価で売買されてから、金品と同じような扱いをされてたんじゃないかな?」


クジラは、無駄と言えるほどの量の塩と中に入っていた肉のような物体を見て、自分が考えていた事がようやく繋がったらしく、ドヤ顔をしながら説明を始めた。


「クジラ、お前って意外と頭良いのか?」


ヴァーチュは呆気にとられた様子のまま、質問をする。いくら後輩相手とはいえ、なかなかに失礼な質問だ。


「いやいや、ちょっと僕の故郷の昔の歴史にあった出来事と重ね合わせて考えただけだよ?」


クジラはいつもと変わらない柔かな笑みを浮かべながらそれとなく自分の故郷について語り、別段頭が良いわけでは無いと告げた。


「ふーむ...、クジラの故郷の謎は深まるばかりだ...」


「あはは、ヴァーチュが誰かしらに告白すればすぐにでも連れてってあげられるよ?」


「クジラ好きだ!!」


ヴァーチュはクジラの言葉を聞き、即答で告白をする。...同性のクジラに。


「ごめんなさい異性でお願いします」


クジラは軽く吐きそうなフリをし、ノーカンだと告げる。2人はこのようなやり取りをした後、顔を合わせて大爆笑。

この男2人の関係は、本当に最高な関係が築きあげられているように見えた。


『コントをやっているところ悪いが、肉と塩以外の物を見つけたぞ?』


2人の笑い声が響く中、プラモはそう言って、掘り当てた古ぼけた箱を手に持つ。


「「キタァァァァァーー!!??」」


明らかに金目の物が入っていそうなその箱を見て、2人は目を光らせながら声を張り上げた。








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