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【完結】悪役イケメン王子に転生しちゃったおじさん  作者: 天城
【転生おじさま】の裏話や番外編

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ちょっと裏話【転生おじさま】⑧~⑩

ちょっと裏話⑧【転生おじさま】


今日はギルバートについてです。


実は、原作に出てくるギルバートはもっと年食ってて、四十路くらいなんですね。

しかももっとあくどかった。

何をしてでも手に入れたいものがあったから、裏稼業にも手を染めてたんです。


ラフィセル達と出会った時も、怪しげな商人というような風情でした

だけど、聖女の連れている聖獣に目を付けて拝み倒したんです

それはもう執念のように『聖霊樹の実』を求めていました


その頃は、例の新興宗教はかなり蔓延していましたし、ライラと同じ病の患者もびっくりするほどあふれておりましたので

(というか、宗教と病は同じ事象を元に広がっていたわけで…)

ギルバートにとってメリアは、救世主のように見えたんですね。妹はもう死んでしまっていたけれども。


しかし今回、宗一郎おじさまと出会ったギルバートは、当然裏稼業に手を染める前の彼です


闇堕ち前に彼を救い出してしまったことを

宗一郎おじさまは、全然知りません


メリアはちょっとだけ気がついています。


(まあ、おじさまだからね……みんな救われるよね)


と、ジト目で思って

フフッて笑ってたりするのかも。



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ちょっと裏話⑨【転生おじさま】


さて、今回はルードくんについて。


近衛騎士になるにはセフィラ・モーガンのように一応の爵位が必要です。

騎士にはなれるんですけど、王族の側にいるためには一応身分がいるんですよね。

というわけで、ルードなんですけど、辺境の貧乏貴族の長男でした。

小さい頃から身体が大きく、周囲からは浮いていたし、みんながルードくんルードくんと頼ってくるのを断れず


畑仕事の手伝いとか、高い所のモノをとるだとか()、じいちゃんばあちゃんに可愛がられて育ちました。


そんな中、遠征中の騎士団がルードの村で一泊したとき

「おい君、いい身体してるな!」

と話しかけてきたんですね。

なんとセフィラの父なんですけど。

野球でいうところのスカウトですね。


こんなところで農作業してるなんてもったいない。

いや農作業も必要なお仕事だけれども、身体を鍛えれば騎士っていうめっちゃ稼げる仕事があるよと


まるでネズミ講みたいな誘い方でしたが

まだ十代前半のルードくんは思いました


(王都にはきっと強い人がいっぱいいて俺なんか小さいなっ!!とか言われるんだろうな)

※この時点で既に180㎝こえてる


仕送りするから王都に行かせてほしい!

と両親に頼み、弟などがいるため彼らのためにもお金を稼がないとと言うので認められ

ルードくんはモーガン父と共に王都へやってきました


そしたら自分より小さい子ばかりでちょっとシュンとしました……


しかし先輩たちはいいかんじにしごいてくれるし

ぐんぐん強くなったルードくん※さらに身長も伸びた


騎士になったら「辺境とはいえお前貴族じゃん」ということで近衛隊に入れられました

そこにはモーガン父の娘、セフィラがいます。


「父上から聞いているぞ!お前がルードか!」※めちゃデカ声

「はいっ!」※大声

「私はセフィラだ!よろしくたのむ!」※デカ声

「はいっ!」※大声


※年齢はセフィラがちょっと上



二人が揃うと、「我が名はアシタカ!」×2という感じでございます。

大変だぁ……


ルルあたりは、セフィラはうるさいので好きじゃないです

ただ宝塚なので女性人気が高い

そうそう、セフィラとエリーザベトが和解したことは社交界に知れ渡ったので


夜会には二人の仲睦まじい様子が見られるとか

※後ろに陛下がいるのにみんな見えてない


夜会に顔を出すようになったゼファル様の横には、ラフィセルとルードががっちりかため


肉食系の貴族の女たちは全然近寄れないそうですよ。


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ちょっと裏話⑩【転生おじさま】



ルルたち聖獣のお話です。

聖獣は女神様から力をもらいクラスの上がった魂で、前世は人間です。前々前世は魔獣です。


軽く六道輪廻を思い浮かべて欲しいのですが

餓鬼道にいた魂が上に行くと畜生道になるやん?みたいな。

なので、ルルがまだ子猫ちゃんだというのに

わりと自我つよで不遜な態度(人間味がある?)なのは元々人間を経験してきた魂だからなんですね


前世を詳しくは覚えてはないです。今までの輪廻を全部覚えていたら闇堕ちするので٩( 'ω' )و


ルルは人よりちょっと上の段階にいった魂で

徳は高いですが、生まれたてです。


なので、オレはつよーい白虎の血を引く聖獣なんだぜー!とか言ってしまうのですね

宗一郎さんの手のひらの上でころがされてしまいます。


一時的に大きな身体に変化してがおー!とすることができますが

いつもは省エネモードで暮らしています。

女神様からの供給と、自分が積む徳で神聖力を溜め込んでいき、奇跡を起こしたり攻撃、防御に使ったりします。

ちなみにこの世界では、女神様から供給される神聖力が魔力に相当するものです。

(ルルたちも魔法に該当するような事ができる)



じゃあ女神教の人じゃないと魔法使えないの???


→つかえない。しかし邪教による邪法は存在する。



まあ腹立つ女神様ではありますが、とっても偉い、徳の高い神様なのでした。


聖獣に宗教観という気持ちはあんまりないのですが、朝と夜に人でいう「お祈り」のようなことをします。

毎日ルーティンのようなもので、これをしないと供給がとまり、身体が重いみたいな目覚めになるのだ!笑

聖女は別です。祈らなくても微量の供給があり、祈ると爆発的なエネルギーを得ます


ハシビロコウやモモンガちゃんはルルより年上で、100歳くらいです。


ルルが宗一郎さんの膝でニャンゴロニャンゴロしてるのを見て「おやおや手懐けられてしまって…」と思いますが


自分たちも会ってみたら宗一郎のことを好ましく思ってしまったので

まあ、しゃーなし!と思っております。


ちなみに思考が三歳児のルル、ゼファル様のお膝はオレのものだとおもっています。


メリアに取られた時は貸してあげただけ。

(思考がリアルにねこちゃん)




【おしまい】



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