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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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34/68

ミッドウェー海戦の兵装転換 34

史実によれば、アメリカ軍が残った飛竜の位置を確認したのは十四時四十五分。

もちろんここでもそれを採用する。


一方、日本軍の空母三隻を攻撃し戻ってきたのは戦闘機十七機、爆撃機五十八機、雷撃機三機。

さらに空母に残っていた艦載機の数はこうなる。


第十六任務部隊。

エンタープライズ。

戦闘機十七機、爆撃機三機。

ホーネット。

戦闘機十七機、爆撃機一機。


沈没したヨークタウンに残っていた艦載機。

戦闘機二十一機、爆撃機二十機、雷撃機三機。

アメリカ軍にはレーダーがあり、また退避させるという意味で発艦させることもおこなっていたようなので、迎撃きだけではなく全機発艦させたものとしよう。


合計百六十機。

二空母の搭載可能数を考えれば余裕であろう。


沈没したヨークタウンの艦載機は、戦闘機と雷撃機はホーネットへ、爆撃機はエンタープライズに着艦する。


これによる各艦の状況。

エンタープライズ。

戦闘機二十七機、爆撃機三十九機、雷撃機三機。

ホーネット。

戦闘機二十二機、爆撃機二十二機、雷撃機三機。


十二時。

エンタープライズから十機の爆撃機が偵察に飛ばされる。


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