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ミッドウェー海戦の兵装転換について  作者: 田丸 彬禰


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31/68

ミッドウェー海戦の兵装転換 31

今回は赤城と加賀は被弾まで史実通りに進んだため、当然被害も同じ。

それに対し、蒼龍は着艦作業が終わり、格納庫へ第一次攻撃隊を降ろす最中に被弾したため、飛行甲板こそ破壊されたものの、誘爆は起きず、航行不能には陥らず消火活動を開始することになる。


さて、戦闘機六機と艦爆三十六機で空母攻撃に出撃した第二次攻撃隊だが、利根の偵察機の報告した敵の位置が間違っていたため、空母を発見できないまま進む。

だが、進行方向の途中には目標とするアメリカが航行していた。

当然レーダーでそれを発見したヨークタウンは迎撃機を上げる。

戦闘機十二機。

つまり、十二対六。

だが、史実では艦爆十八機に同行していた六機の戦闘機のうち、二機は帰還中の米軍機攻撃を割いてしまったため、実際の護衛は四機しかいなかった。

そこで十機の艦爆が撃墜された。

ここでは単純計算で七機の損害とする。

つまり、二十九機でヨークタウンを攻撃することになる。

次は対空砲火。

史実では八機の攻撃で三機を落とされている。

三十七パーセントとは相当な確率だが、とりあえずこの数値をそのまま利用した場合十一機が落とされる。

十八機が投弾、十一発命中。

セイロン沖海戦の再現。

圧倒的なダメージコントロールを誇るアメリカ軍ではあるが、さすがにこれだけの命中を受ければさすがに厳しい。

ヨークタウンの沈没は免れなかったことだろう。


戦闘機四機と艦爆十八機が飛竜のもとにもどってきたのは十二時過ぎのこととなる。


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