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ぼくらの突入!

ぼくらが扉を開くと社員たちが忙しそうに働いていた。

でもよくみるとそんなに忙しそうでもなかった。

ぼくらは突入した。

社員の何人かはぼくらを制止しようとしたが僕らの仲間達が組み付いた。

由美子が叫んだ。

「私は女よ!女には人権があるのよ!」

由美子は胸が大きい。社員たちはひるんだ。そのスキに僕らは編集長の部屋へ突入した。

僕は言った。

「やい!なんで嘘ばっかり書くんだよ!?」

「う、嘘とはどういうことだ!?」

「戦争はお金持ちが起こすとか、嘘ばっかりじゃないか!」

「本当じゃないか!」

編集長は食い下がる。僕は言った。

「オカネしかないのになんで戦争ができるんだよ!?武器がないとできないじゃないか!」

「武器を買うにはオカネがいるだろ!食糧だっているだろ!兵士に給料だって払わなきゃいけない。

それらはお金持ちが出すんじゃないか!」

「なんでだよ!?実際に戦争に行くのは兵士だろ?使われるのは武器だろ?お金持ちは武器を使ったりしないし、兵士になんてならないだろ!オカネで雇われる貧しい者達が武器を使って攻撃するんだろ!」

僕は声を大にしていった。

「戦争は貧乏人が起こすんだ!!」

「いやだからおカネを出しているのはお金持ちじゃないか」

「でも実際に武器を持って敵を殺すのは兵士じゃないか!オカネで雇われたからって人を殺さなくてもいいじゃないか。やるやらないは本人の意志だろ!オカネ貰ったらなんでもやるのかよ!?主犯と共犯でいえば主犯は実行犯だろ。実行犯は兵士じゃないか。作戦立てるのは将軍だろ。お金持ちはお金出しただけだ!」

「お金持ちが貧乏人からむしり取って……」

「払ってるのは貧乏人だろ!貧乏人がオカネ払って勝手に貧乏になってんだろうが!払わなきゃいいだろ!」

編集長は居直った。

「あのねえ。君はわかってない!この世の中の99%は貧乏人なんだよ!そしてバカなんだよ!バカ!我々新聞社は数を売らなきゃいけない。我々新聞社は高学歴者を高給で雇ってるからね!オカネがいるんだよ!だから数の多い貧乏人にウケる、バカの人達が喜ぶような記事を書いて売ってあげてるの!バカが理解できるような、貧乏人が読んで喜ぶような記事を書かないと売れないの!売れないと給料も払えないんだよ!」

「なるほどな。数で稼ごうってわけか」

「そうだよ。お金持ちは不満がないから世の中が悪いなんて書いたり、君は悪くないよぜーんぶ世の中や政治が悪いんだよ、2%の富裕層が悪いんだ、なんて記事を読んでも喜ばないし、騙されてくれないからな!」

「よくわかった」

僕らは引き揚げた。

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