登場人物一覧(詳細・7~11章)
拙作「盲目乃者」のキャラ紹介です。
本編はこちら→ https://ncode.syosetu.com/n7947ii/
6~11章まで。20名。
登場して数話分くらいのネタバレを含みます。
過去編に出てくるキャラはここではなく次にまとめています(キナノスやスヴィル等)。
名前の元ネタは単語を別言語読みにしたりアナグラムしたり変化させて名付けているので原型をとどめていなかったりします。
ミドルネームや姓が無いキャラは考えてないだけです。ミドルネームがアルファベットだけだと未婚です。
イラストは古くて白黒のみです。新しいのが描けたら差し替えるかもしれません。
ロスリーメ=オーブリエル
忘却神大神官。身なりのきちんとした厳格な老齢の女性。
霊魂など精神的な部分に敏感。ビスタークの鉢巻きに触れずとも声が聞こえ、リューナの理力の豊富さから神の子ではないかと察していた。
町の経営もしているので金にうるさく商売方面にも長けている。
元々この町では記憶を消しに来る犯罪被害者等を受け入れるため、一次産業に力を入れ食いっぱぐれ無いようにしていた。受け入れる際、農業や畜産系の神の石を譲ってもらい役立てていたが、その中に蜜蜂神の町から来た者がいたためロスリーメの代から養蜂に手を出したところ上手く軌道に乗った。
夫も神官で大神官候補だったが流行り病で早逝。若いロスリーメに責任が回ってきた。必死に訪問者の心のケアや町の政治経済を回していくうちにどんどん表情が厳しくなっていったが、内面は穏やかで心優しい。
子どもの頃に神の子と過ごしたことがある。記憶は失われていない。
飛翔神大神官ソレムとは同期。若い頃水の都で切磋琢磨した仲。
77歳。背は低め。長い白髪を後ろで一つにまとめている。若い頃は薄桃色の長い髪をした美人だったが、言動がキツくソレムが惹かれることは無かった。
名前はlost memory(記憶喪失)から。姓はoublier(忘れる・仏語)から。姓は本編で出てないけど……。
ルゴット=オーブリエル
忘却神神衛兵長。ロスリーメの息子。
子どもの頃から母親の仕事ぶりを見ていた。母の役に立ちたいとは思っていたが神官の勉強がどうしても合わず、神衛兵として支えていくことにした。
ロスリーメのことは尊敬し、仕事中は敬語で接している。
49歳。オレンジ色の短髪。
forgot(忘れるの過去形)から。
アニーシャ=オーブリエル
忘却神神官。ロスリーメの孫で未来の大神官。新婚。
ロスリーメの才を受け継いでいる。アニーシャも鉢巻きに触れずにビスタークの声が聞こえる。
薄桃色の長髪の美人。実は結構強かな性格。
amnesia(記憶喪失)から。
サニアム=オーブリエル
忘却神神官。婿養子。新婚。穏やかな性格でアニーシャのほうからアタックされ流されて結婚した。
親は別の町から記憶を消しに来て住み着き、サニアムはこの町で生まれた。
amnesia(記憶喪失)から。
リモヴィ
忘却神の町に記憶を消しに来た女性。
鱈神の町に住んでいたが夫が薬中毒になり子供二人を殺害し死亡。自分も死にかけたが一命をとりとめる。
しかし何度も自殺未遂を繰り返すので母レテーラに忘却神の町に無理矢理連れてこられた。
limbo(忘却、天国と地獄の間、宙ぶらりんな状態)から。
レテーラ
娘のリモヴィを連れて記憶を消してもらいに忘却神の町に来た鱈神の町の女性。
家族を失って生きる気力も失ったリモヴィを見ていられなかったため、娘の記憶を消すことを望んだ。
自分勝手なことだとは思っているが、娘の命まで失いたくなかった。
Lethe(ギリシャ神話の冥土の川、レテ川・水を飲むと今までの記憶が全て無くなる)から。
コーシェル=S=ベネディサイト
飛翔神神官。試験を通過したばかりの新米神官。未来の大神官。
頭が良く飄々としているが、背が低いところだけ拗らせている。リューナに身長が負けてしまったため落ち込んだ。
両親が仲良く、父親のマフティロが超愛妻家&母ニアタが超働き者なのを見てきたためか母親思い。
今まで神官、教師、母親業をこなしてきたニアタにゆっくり休んでもらいたいと思っている。
なんならニアタをすっとばして自分が次の大神官になってもよいのではと思っている。
揉め事に首を突っ込みがち。バックに水の大神官がいるのでわりと怖いもの知らず。
祖父のソレムには顔だけでなく喋り方(ハカセ語)も似ている。
25歳。162cm。ソレムそっくりの垂れ目。焦げ茶の短髪。神殿三兄弟の長子。セレインは妹、ウォルシフは弟。
フォスターとは従兄のような関係。
kosher(清浄な食品、本物の、正しい)から。
ウォルシフ=N=ベネディサイト
飛翔神新米神官。ニアタとマフティロの末っ子。コーシェルとセレインの弟。
兄コーシェルの頭の良さにかなわないことをわかっているため体力面で役に立とうと筋トレを始めた。神衛兵になることも考えたが装備がフォスターの分しかないので諦めた。
兄コーシェルのことは尊敬しているが、揉め事に首を突っ込んでいくのは危ないのでやめて欲しいと思っている。姉セレインのことはちょっと怖い。
わざと空気を読まないところがあり、勢いで物事を進めてしまう性質。人懐っこく人当たりが良いが、声と体が大きいためリューナに少し怖がられており気にしている。お嫁さん募集中。
フォスターとは従兄のような関係。
22歳。183cm。父親似。紅茶色の短髪。
worship(神を拝むこと、参拝、礼拝)から。
クタイバ
眼神の町の食堂兼宿屋の店長。
人をもてなすことが好きで、サービス精神旺盛。気に入られると色々お得。
店員の大事な予定や体調不良が重なり人手不足で困っていたところ、フォスターが名乗り出てくれたので大喜びで雇った。
リューナの目が見えないことに同情し、食べっぷりを見て気に入っている。
スキンヘッドで大柄なので見た目は少し怖いが基本いい人。
conjunctiva(結膜)から。
ジェルク=レプロベート
悪徳商会の馬鹿息子。わがまま放題に育ち、勉強も疎かにしていたため頭が悪い。
女好き。顔だけは良く、金の力で遊び呆けている。
父親のマイゼルの町長選挙の金策を手伝っているが、父親のためではなく町長にして商会から離れさせ、商会を自分のものにするためである。
jerk(最低な人)から。姓はreprobate(悪者、ろくでなし)から。
サーリィ=アプザルミーク
眼神の町で一番大きい商会の箱入り娘。家は眼鏡のフレーム等の部品で儲けている歴史ある商会で現町長の後ろ盾。
大切に育てられすぎて疑うことを知らない。頭の中お花畑。ジェルクに騙されて貢がされる。
iris( 眼球の虹彩)から。姓はophthalmic(眼科)から。
マイゼル=レプロベート
ジェルクの父親で悪徳商会の商会長。
次期町長を目指し選挙のためあちこちに賄賂を送っている。息子には手を焼いている。
miser(守銭奴)から。
ヨマリー
図書神の町に住む普通の女の子。
眼鏡を作りに眼神の町に来ていたところ、リューナの風呂の世話を頼まれた。錨神の町で再会して意気投合し、船では一緒の部屋に。
本が好きで物語に没頭し、推しを周りに布教するオタクタイプ。
リューナの初めての同性の友達。年齢と見た目の割にしっかりしている。人懐っこくせっかちだが、リューナとは相性が良かった。
16歳。146cm。深緑の長い髪を二つに分けて縛り、丸眼鏡をかけそばかすがある。小柄のため幼く見えるのが本人の悩み。
yeomanry(自由民・自作農民の)から。
ユヴィラ
図書神の町に住んでいる普通の青年。ヨマリーの兄。
性格は穏やかだが、思ったことを隠さずそのまま言うため毒舌家に見える。が、本人は特に何も考えていないだけである。思い立ったらすぐ行動にうつす妹に振り回されている。
25歳。164cm。ヨマリーによく似ていて年齢より幼く見える。髪の色も眼鏡もそばかすも同じなので、一目で兄妹だとわかる。
jovial(陽気な、気持ちの良い)から。
リジェンダ=ワファール
水の大神の大神官。
有能な怠け者。本当はずっとゴロゴロするか遊びたいと常に思っている。そのため他の者に回せる仕事は人に任せ、自分の仕事はさっさと済ませて自由時間を確保したいとも思っている。しかし他人と一緒になる仕事はそうもいかないため、常々めんどくさいと言っている。なお、面白そうと思ったことには積極的になり有能さを発揮する。
そもそも大神官になりたくなかった。従弟のマフティロがなるものだとばかり思っていたら、突然惚れた女性がいると都から出て行ってしまい、自分がなるしかなくなった。そのことをまだ根に持っている。
家のことは使用人任せのため何も出来ない。家で甲斐甲斐しく働いていた使用人マーカムに目をつけ結婚。家庭の男女の立場逆転夫婦。
マフティロの従姉。同い年だが少しだけ早く生まれている。
ファイスール、テレクエル、ティリューダの三人の子がおり、皆神官である。前大神官のマイヤーフは父方の伯父。両親は既に死亡。父親は子どもの頃に流行り病で亡くしており、マイヤーフには家が隣なこともあってかなり世話になっている。
45歳。166cm。髪を切りに行く暇が無く伸びたままになっている&纏めるには半端な長さで肩で跳ねてしまったという感じの髪型。黒髪。鷲鼻でいつも不敵な笑みを浮かべている。
黒猫と大きな蛇を飼っている。猫は基本家だが職場に連れて行くこともあり、蛇は神殿内の部屋のクローゼットに入れている。
intelligent(知的)から。姓はwelfare(福祉、幸福)から。
マーカム=ワファール
リジェンダの夫。元々リジェンダの家の使用人で婿養子。いわゆる逆玉。
口数が少なく、黙々と使用人として働いていた。心遣いが細やかで主のリジェンダが使いやすいよう心地良いようにしていたことを認められ気がついたら結婚させられていた。当時は頭の中が疑問符でいっぱいだったが幸せである。今でも雑用をやっている。
結婚前は普通の体形だったが、結婚してからは太った。
homemaker(専業主婦・主夫)から。
ティリューダ=ワファール
水の神官。大神官の母リジェンダ、その副官タトジャの補佐をしている。
リジェンダがいい加減な性格なためかしっかり者に育った。
リューナの身の回りの世話や案内等を請け負い、食べ物をチラつかせれば動いてもらえると頭の中にリューナの取説を作っている。
リジェンダの娘。末っ子。ダスタムという婚約者がいる。父方似。兄達と仲は良いがファイスールのことはウザがり適当にあしらっている。
20歳。クリーム色の短髪。
erudite(博識な、学識のある)から。
ダスタム
水の神衛兵。水の都でのリューナの護衛担当。ティリューダの婚約者で元々同級生だった。
脳筋。馬鹿正直なところがあり隠し事は苦手。そのためリューナが神の子だと教えられていない。
自分が活躍しているところをティリューダに見せてちやほやされたいのだが、なかなかそういう機会が無い。
スヴィルとフレリの長子。妹がいるが邪険にされているらしい。
20歳。藍鼠色の短髪。
meathead(脳筋)から。
タトジャ
水の大神官付き副官。
すぐにサボろうとするリジェンダに睨みをきかせている。リジェンダが有能であることは認めているので、自分が大神官になろうという考えは全く無い。
33歳。細身で背は高い。灰緑色の短髪。顔色が悪く、目の下に常にくまがある。苦労性。胃薬は必需品。
adjutant(副官)から。
レグン
雨神の町から水の都へ巡礼に来た見習い神衛兵。フォスターたちと同じ船に乗っていた。
性格は豪快だが人懐っこい。お嫁さん募集中。リューナにも前のめりだったが怖がられている。
18歳。186cm。いかつい体型。
regn(デンマーク語で雨)から。




