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詩全集4

愛母

作者: 那須茄子
掲載日:2026/04/14

荒れた肌をさすったのは

爽やかな風と柔らかな太陽


この身を大地にあずけて立っていれば

そのうち土に還れる気がする


暑くもない寒くもない

温かな日和が

包み込む


緑色を灯らせながら

そっと

私の名前を呼んでくれた


この中から

私も生まれてきたのかな


指の間からこぼれ落ちる

細かな土の粒が

どこか懐かしい匂いを運んでくる

眠っていた記憶が

ゆっくりと目を覚まし

遠い日のぬくもりを撫でていく


ああそうか

私はずっと

この腕に抱かれていたんだ


私は今日も

この掌の上で

小さく息をしているだけなんだ


それだけで

生まれてきた理由の半分くらいは

もう満たされている


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― 新着の感想 ―
「母なる大地」だねー  (´∀`*)  『大地讃頌(だいちさんしょう)』、という楽曲があってだな、youtubeにも上がってるので、一聴をオススメしときます
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