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第5話

進が仕事をしている、内科ではーーー

はるえが、進に

「あの先生、今日の時間はこのあいだのと同じ8時ごろ先生の家へ私が参りますので、、、、そして先生の家から私の家へ、、、」

との耳元で囁いた。進は、カルテを読みながら

「ああ、、、。」

と答えた。はるえは、またウキウキして次の患者を呼んだ。そして仕事が終わり後片付けをしてると、緑がはるえに、

「でーといいわね。私も早くいいボーイフレンド見つけたいな」

と言った。はるえは、後片付けをおわらせて、緑に

「そのうちにも緑にもいいボーイフレンドがきっと見つかるわ」

と明るく答えた。

進は、最後の仕事を終わらせえてロッカールームで着替えていると、水島が入ってきて

「おい進。今日もしかして相沢とデートかい」

と聞いたので、進は着替えながら

「うん、、、まあそんなものだ。ところでなんでお前知ってるんだ?!」

ときくと、水島はの言葉を無視して

お前、、、、春江のことどう思ってるんだ。俺の前で正直にいうんだ」

「どう思ってるって?!」

と聞き返した。水島は

「好きだとか本気で愛してるとか、、、」

進に言った。進は

「愛?ままさか、、、、。俺はただ彼女を看護婦として見てるだけだ」

「嘘だ。嘘をつくな!俺の目は節穴だとでも思ってるのか!!」

「じゃあ本当のことを言うよ俺は相沢はるえが、好きだ!、、、、しかし愛してはいない」

「そそうか、、、、それならいいんだ、、、、!すまん、、、、突然変なことを聞いて、、、」

と言ってロッカールームから出て行ってしまったら。進は

「どうしたんだ、、、あいつ、、、」

と小さく呟いた。しかし腕時計を見るともう7時50分だったので慌ててもロッカールームを出て行った。外へ出た。そして愛用の赤い車に乗ると後ろから水島も乗り込んできた。進は驚いて、

「なんだお前!!」

進が聞くと、

「すまん俺も途中までお前の車で乗せてくれよ。すまん」

と進に頼んだ進は

「ああいいとも、しかし今日は急用があるので、飛ばすぞ!」

と言いながら、車にエンジンをかけようとして鍵を差し込むと後ろに乗っていた水島が急に進の口に手を当てて口に麻酔を吸わせた。進は、もがいたのちに眠りに入って行った。水島は

「はるえを諦めきれない俺を許してくれ」

と言って進を車から出して進を後ろにおんぶすると誰もいない坂本病院に入って行った。そして手術室に入って行った。進を手術台に寝かせると、上半身を脱がして、指をパチンと鳴らした。

廊下からコツコツ人が歩いて来る音が聞こえた。だんだん近寄ってきてその人が手術室に入ってきた。それは紛れもなく田上良一たがみりょういちだった。そして田上が水島に

「私をお呼びですか?スザーカム様」

ト短調な声で言った。水島は

「お前を呼んだのは他でもない」

と言って手術室の明かりをつけた。そして、手術台には紛れもない上半身の裸の進がいた。田上が

「あっ根川お前!!」

と驚いて叫んだ。水島は

「し静かに、声が大きい」と言って口に指を当てた。

「実は訳あって、俺は根川を眠らせた。」

「なんだって!!」

と田上が驚いた。水島が、

「お前に一つやってもらいたいことがある。俺の手術の助手をやってくれないか?!」

「私が助手?!何の為に」

「ふんそれは言えないもし、お前が嫌だと言うならやりたくないと言うなら、アンドリュー様の居場所を言わないし。お前も殺す」

と言って不気味な笑いを浮かべた。田上は少し考えて仕方なく

「はい、、、分かりました、、、手伝います」

と言ってそして後で

「しかし、、、根川はどうするつもりなんです。手術ってどこか治すんですか?」

「いや、、、どこも根川は悪くない、、、、」

「じゃあどうして!」

と聞くと、水島が不気味な笑いを込めて

「根川の心臓の辺りに、時限爆弾を入れるんだ」

と言った。田上は真っ青になって

「なんだって、それじゃ、、、根川が、、、」

「そう、その爆弾には、後一年で爆弾が爆発するように装置してある」

なんだって!!」

もう田上は、驚いて声も出なかったしその場よから一歩も動くことが出来なくなった。水島は平気な顔をしてまた不気味な笑いを浮かべて。

「根川は地球で悶え苦しみ、、、そして最後には自分で自分を殺すんだ」

田上は、それを聞いて心の中で

(悪魔だ、、、、、この人は恐ろしい悪魔だ)

「あっいけない後3時間しかない。早くしないと麻酔が切れてしまう。」

水島はメスを持って始まった。

田上は心の中で祈るように気持ちで

(根川、、、俺を許してくれ)

と叫ぶのであった。

続く

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