第3話
水島春夫の自宅では、、、。
春夫は、コーヒーを飲みながらそっとはるえの写真に目をやった。はるえの写真を見ながら
「はるえ、、、俺は君が好きだ、、、愛してる。ずっと昔から、、、アンドロイド星に居た時から俺は、、、でも君は」
と言って俯いて持って居たコーヒーカップを左手で握りつぶしてしまった。
「そう、、、俺は君だけを見つけて生きて来たのに、、、、君は君の心はアンドリューだけを見つめている。昔から、、、ずっと今も、ヘレン!!あんなやつのどこがいいんだ、、、!!顔か?俺の顔よりも、、、声か?俺の声よりも、、、アンドリューの全てか!!」
春夫はもう自分が今までの春夫じゃなかった。もう本当の姿スザーカムで泣いていた。はるえの写真をビリビリに破り捨てて、頭をかかえて泣くのだった。
根川美加と、村恵さとしは、
「うーん、母さん母さん!!母さーーーん!!」
ハット起き上がった村恵さとしの体は、汗でぐっしょりに濡れていた。そんなさとしに、美加はタバコを吸いながら
「ねえ、あんたまたお母さんの夢?!」
と問いかけた。
「うん、、、まただ。このところ母さんの死んだ夢ばかり見る、、、母さんを、おれが車で引いてる夢。いつもの夢さ。」
と暗い表情をしてさとしは、答えた。美加はたばこを、灰皿でもみ消して甘い声で
「ねえ、さとし、、、私を抱いて、、、!」
と言った。さとしは、仕方なく抱いた。さとしは美加を抱いてる時もたえず、
「母さん、、、、母さん、、、俺の母さん、、、、御免よ。許してくれ、、、」
と言い続けるのであった。
ーー時が過ぎて、今は11;45分ーーー
美加は服に着替えてる。長い髪を櫛で梳かしながら美加は
「ねえ、さとし、、、今度はいつ会えるの?」
と甘い声で囁いた。さとしはベットの上で仰向きに寝ながらタバコを吹かしながら
「いつって?そうだな今度の火曜日なんかはどうだ?それまでにちゃんと今日分の金は用意するつもりだ。」
と軽く答えた。美加は慌ててそれを否定して
「そそんなのもうどうでもいいわよ。お金など、、、いいわ!」
「何故?」
と問いかけると、美加は、
「何故って、、、それは、、、。」
と恥ずかしげに
「あなたを、本気で愛してしまったから、、、、それだけよ。」
さとしは、それを聞いて
「愛?フン、、、本気で俺を?ふふっははっはっは!!」
「何が、そんなに可笑しいの?!」
美加はさとしに、髪をといでいたいた手を止めて言った。
「ふん、俺を愛したってだめさ、、、、俺はお前なんか、ちっともおもちゃいねえもんでね。」
と言ってタバコを灰皿の上でもみ消すと、さっさと上着を着ながら
「だから、お前もには絶対に金は受け取ってもらう」
美加はそれでも、
「いいえ絶対に受け取らないわ」
と叫ぶと、さとしは、ニッと薄気味悪い笑いをうかべて、
「じゃあな、火曜日に!」
と言って部屋を出て行ってしまった。後に残った美加は
「さとし、、、、あんたの子を妊娠してるのよ」
と呟いて、目から涙を流すのであった。




