瑠璃の激怒
みんなぁ~!!
今日も来てくれたありがとうぉ~♪
楽しんでってねぇ~!
タイトルのとおり本編で瑠璃が久しぶりに怒ります(笑)
それと、ベッサム領の代替わりの真相が瑠璃によって知らさせます。
それではお楽しみください。
終わりましたね、次はストング伯爵の下から仕官を求めてきた貴族に付いてですが、此処もルリ様にお願いします]と、ルイネが言うが、瑠璃もその心算なのだが、それよりも瑠璃はギルド支部長としての仕事があり、「ルイネさん、今日はここまでにしませんか。
私の方も仕事を抱えていますからね。
最後の締めにベッサムの館に行きましょう」
「そうですね、ところでアースンも一緒でしょうか」と、ルイネが言うのを聞いてシャーロットが驚いた。
ルイネの言葉を聞いて瑠璃は少し考えた。
「今日はアースンは行かない方が良いでしょう」と、瑠璃が言うのを聞いてガッカリしたが、その分けもよく分るから諦めた。
「誰か私を館に帰してもらえますか」と、言うアースンに、瑠璃が「今から送ると言い、皆で一緒にアースンの執務室に来た。
「後の事は宜しくお願いします」と、言うアースンを残して転移したところは、ベッサム領主の執務室だった。
突然の事で驚くガルを前にして「今日は私から伝える事があってきました。
此処へ、ケニーとステイシーを呼んでくれますか」と、言う瑠璃の近くにシャーロットが居るのを見てガルは驚いた。
マズいと思い直ぐに緊張し震える手で備え付けのベルを鳴らし、青年執事を呼び用件を伝え、お茶とお菓子の用意も頼んだ。
「先ずは此方へお掛けください」と、自らが案内しソファーを勧めた。
「ルイネ様、その節は御苦労をお掛けしました。
本来はあの時感謝を申し上げるところを失念しておりました。
ご無礼はこの通りでございます」と、言いルイネの前で膝をつき祈りはじめた。
そこへケニーとステイシーが何事かとやって来た。
ステイシーに嵌められたと知ったシャーロットの目付きが鋭くなり、敵意を剥き出しにした。
「これで、全員揃いましたね。
もう自己紹介は良いでしょうから早速本題について話したいと思います」と、マイが話しはじめたところで、ステイシーがオリビアを見て驚き、そして明らかに軽蔑した態度に変わった。
そして「あのルリ様、どうか私をルリ様の使徒にして貰えませんか。
私はルイネ様よりもルリ様の使徒になりたいのですから」と、突然言った。
瑠璃はステイシーが言うのを面白そうに聞き「何故私の使徒になりたいのですか」と、詳しい事はルイネから聞いているので、興味が出て聞いてみた。
「それは、ルイネ様の下に伯爵家のオリビアが居ますから、侯爵家の我が家からするとルリ様が相応しいと思いますからです」と、真顔で言うので、瑠璃は呆れてしまった。
それから、これが傲慢なベッサム家を良く表していると感じた。
「それに、そこの兎人よりも私の方がルリ様に使途に最もふさわしいと思いますから如何でしょうか」
大真面目に言うステイシーの話を聞いて、瑠璃は静かに激怒していた。
「大変申し訳ないのですが、私はもう使途を持とうとは思いませんからね」
「それなら尚の事です。
兎人よりも侯爵家の私の方が相応しいと思います。
兎人はルイネ様に御譲りされるのが、ルリ様の格からして最も相応しいと思います」
再三のふざけた物言いに怒るよりもバニーはルリに対して傲慢なステイシーの態度に驚いていた。
「おい、黙って聞いとりゃ好き勝手ほざくがええ加減にせえよぉ。
何じゃ、何で儂が一般人ごときに指図されにゃいけんのじゃ。
それに儂の使徒を馬鹿にするとはええ度胸じゃのぉ、おぉ」と瑠璃が言い出し、瑠璃の体中が強い黄金の光を発した。
瑠璃の激怒を知りルイネとルネ以外は恐怖し、ブルブルと震えだした。
途中でお茶とお菓子を用意して来たメイドは、瑠璃の激怒する姿を見て気絶寸前といった状態だったのをルイネが気遣い、トレーに乗ったお茶とお菓子を受け取り、ソファー前のテーブルに自ら給仕して回った。
ルイネの給仕を見たヨウコさんがもの凄く恐縮して、ルイネに謝罪を始めた。
それを見た瑠璃が「まぁええわ。
さて、今日来た目的を話しましょう。
ここに居るあなた達も良く知るシャーロットは、ルイネさんの妹であるルネさんの神官になりましたからね。
もう一人ローナさんはナルディア領主に仕官しましたのでお知らせします。
それで、お二人の賞金首としてのギルドへの依頼は取り下げて貰います。
もう一つが、ベンドリア市代官であるアンドリュー・ジャクソン男爵一家への手出しは無用です。
チョットでもおかしな事をする様なら、儂等神がお前等を許さんけえのぉ。
よう覚えてけえよ」と、瑠璃が言い瑠璃がまた黄金色の強い光を発した。
同様に、ルイネのオレンジ色とルネのオレンジ色の光にエレンも赤色の光は発した。
「何時かは訪れる世代交代ですが、今回のような強引なやり方は褒められたものではありませんが、一応認めましょう。
先程言ったとおりで、アンドリュー・ジャクソン男爵一家に付いては無駄な干渉は許しませんからね。
私よりも壊す事に特化しているルイネさんの力の一端をステイシーもケニーも間近で見ていると思いますが、優しいルイネさんを怒らせない事ですね。
ルイネさんの行動は私も止める事は出来ませんからね」と、瑠璃が言うのでルイネは面白そうに見ていた。
「エランがあなた達をどの様に教育したのか知りませんが、はじめて会った時からあなた達の傲慢さが気になり、私はステイシーに聞きました。
私の使徒になって何がしたいのかとね。
今となってはもう聞く迄も無く良く分りましたから。
ケニーとガルには話したと思いますが、この先私はベッサム領には関与しませんが次に関与する時は、私がベッサム領を壊す時だけですから、ベンドリア市の代官アンドリュー・ジャクソンに手を出すとそうですね、先ずはステイシーをルネが蛇に変え蛙になったケニーと食わせましょう。
それをガルは見る」と、ルイネが言うとガルが見ている間に、ステイシーは茶色い大蛇に変わり、ケニーは緑色をした気持ちが悪い小さな蛙に変わっていた。
その次はガルと一緒にベッサム領を焼き払いましょうか。
ガルさん如何ですか、私は宣言した事は必ず守りますからね。
ついでですから私の事を少し話すと、私は邪神様からその神名を受け継ぐもので、私の妹も同様ですからあなた達の愚かな行いが後世に寓話として軽蔑の対象として残るかもしれませんね。
十分気を付けなさいと、ルイネが面白そうに話した。
「それにしても朝食の不満から、ロジャーとシャーロットにローナを使い世代交代までする、その悪知恵と行動力は大したものですね」と、瑠璃が話すとルイネも呆れてしまった。
「では、これで帰りますが何時もあなた達の事は見ていますからね」と、瑠璃が言い転移して神界の瑠璃に部屋に来た。
「さぁお茶にしましょう。
それにしても面白かったですね」と、瑠璃が上機嫌で話し笑顔でモンブランから苺のショートケーキと次々にお菓子を出し、紅茶とコーラも用意した。
それらをマイが各人に給仕して回った。
「あれ、どうしました。
エレンも食いしん坊のバニーも好物に手を付けませんが。
それに、アニタさんもオリビアさんも」
「あのルリ様、私は慣れましたが、皆はルリ様が怒られると怖いですから。
特にバニーさんもアニタもオリビアも初めての経験と思いますから」と、ルイネが話すと瑠璃はおかしくなり笑い出した。
「そうでしたね、ルイネさんには話しましたが私が本気で怒りだすと何時もあの口調になりますから、元居た世界の友人からも恐れられましたね。
それで、なるべく怒らない様に努力してきましたが、今日のステイシーの話は聞くに堪えませんからつい怒ってしまいした」と、言い微笑んだ。
「今もルイネさんに頼んで直ぐにベッサム領を破壊してもらいたいほどですよ。
エランとジュエルという箍が外れたステイシーを見ましたが、あれが彼女の本性ですね」
「そっ、そうなんですよ。
私は家同士の付き合いで仕方なくステイシー等兄妹と一緒に話す事が何度もありましたが、両家の親が居なくなると途端にああなりますからね」と、オリビアが話した。
「某も噂で聞いた事はこれ迄多くありましたが、あそこまで酷いとは思いませんでした。
それにドゥー子爵の捕縛に同行した時と今じゃ様子が大違いでしたし」と、シャーロットも話した。
「神の使徒は別にしてもシャーロットさんがなる神官という身分は、この世界では王と同格です。
使徒はその遥か上ですから、国王でも顎で使えますからね」と、瑠璃が話すとシャーロットをはじめ使徒の皆が驚いた。
「エレンも良く知っているでしょう」と、ルイネが言うのでエレンが何故か恥ずかしがった。
あのルリ様、あの食事が原因で代替わりが起きたとは本当でしょうか。
食べ物の恨みは怖いですね、言ったのはバニーだった。
本当です。
バニーは不思議に思いますが、ルイネさんもエレンもベッサム家の朝食を食べていますから良く知っていると思いますが、あの食事が毎朝出てくることに耐えられなかったのでしょうね。
腕力が全てケニーと無能なロジャーの場合は有能なシャーロットへの嫉妬しステイシーの使徒への不満もガルのおかしな性癖も些細な事です。
あの3人は私がルイネさんを連れて初めてベッサム館で食べた朝食の時から、大いに不満を持っていましたからね。
シャーロットさんにバニーの事を話しますが、バニーはルーデジア王国とほぼ同規模の大国である、イストランド大陸最強国家バンドン王国の第二王女にして王国の至宝ですからね。
バニーさんは謂れの無い屈辱に対しよく我慢したと思います。
「ルリ様からそう言って貰えるのは本当に嬉しいです」と、バニーが喜んだ。
今回だけはエランの顔を立てて許しましたが、次に私の使徒を馬鹿にすると絶対に許しませんから。
ルイネさん、また何処かで餌になってもらいましょうかと、瑠璃が言い出すとルイネもそれが良いと賛成した。
分けを良く知るエレンもそれが良いと言い出すから、知らない者からすると不思議だった。
「あのぅ、私は一度今話しにあったシリアルを朝食に食べた事がありますが、普通に美味しかったです」と、不思議そうにアニタが言い出した。
「ルイネさん」と、言う瑠璃に良い笑顔のルイネが「はい、私の所では、毎週金曜日の夕食はカレーライスで、土曜日の朝はルリ様の世界のシリアルと決めています。
「そう言えば以前ルリ様に話したと思いますが、私もマイを連れて初めてルイネさんの邸へ行った時は、ドライカレーと呼ばれる不思議な料理を御馳走になりました。
それがとっても美味しくて、何でもルリ様の世界の料理と聞きました」と、エレンが言い出した。
ただ異世界から帰って来てから止めていますが、また復活させましょう」と、話した。
私はドライカレーはまだ食べた事が無いのですね。
名前くらいは知っていましたが、今度はルイネさんの邸でシリアルとドライカレーを御馳走になりに行きますね。
はい、是非おいでくださいと、喜ぶルイネに、「ルリ様、私達も同行出来るのですよね」とバニーが興味を持った。
バニーさん、皆さんでおいで下さいと、ヨウコさんが嬉しそうに話した。
「では、私はギルドの仕事がありますから、また明日今日と同じ時間にコロンの邸に行きましょう」と、言い帰ると瑠璃が言い出した
「私の方も昼食の時間を少し過ぎましたから」と、ルイネも言い解散した。
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