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神様になった  作者: 小原河童
破壊神編
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アースンの帰還(後編)

みんなぁ~!!

今日も来てくれたありがとうぉ~♪

楽しんでってねぇ~!

直ぐにアースンは執事代理のアンセル・カーキーと領軍隊長ヨセフ・ヤングに執務室に来るよう指示を出した。

アースンは懐かしそうに館の中を見て歩いて、自分の執務室に入り中が綺麗に片付いているので驚いていた。


執務室の中には、アースンとJDホリソンにキャビーが付き従い、瑠璃とルイネにアニタにバニー、ヨウコさんとマイが居るのを不思議そうに見ていた。


「紹介がまだでしたね。

こちらはルイネさんの使徒であるアニタさんです。

ルイネさんによく似ているのは、ルイネさんの分神ルネです。

あと兎人はバニーと言い私の使徒になる者です。

それから、ルイネさんの使い魔のヨウコと、これはエレンの使い魔のマイです」と、瑠璃が紹介した。


「これは、はじめまして。

私はJDホリソンと申す者でアースン様の執事です。

まだまだ至らぬところが多いと思いますがお見知りおき下さい」と、一礼した。

「私はアースン様の専属メイドのキャビーと申します。

どうぞよろしくお願いいたします」言い綺麗な御辞儀をした。


紹介を済ませたところへヤング隊長が緊張した表情でやって来た。


キャビーはお茶の用意を頼みます、それから何か摘まめる物も。

「では、早速ですが留守の間の情報を聞きたいと思います」と、言うとアンセル・カーキーが紙束をテーブルの上に慎重に置いた。

そして、領主様の名を使い、おかしなお茶とかぼちゃを使った菓子が売られていると説明した。


ヤング隊長は最近は見慣れぬよそ者が多くナルディ市で見かける事が多くなったと報告してくれた。

同様に紙束を懐から出して、詳しくはこちらをご覧くださいと、凡その説明をした。


そこへ、ゴズとセレスが入って来た。


「執事代理と隊長は初めてですね。

こちらの美人はセレスさん。

其方がゴズさんと言いお二方は、私がルリ様から執事役で臨時でお借りしています。

ですから、心配は要りません」


「私はルリ様の使徒であるセレスと申します」と、綺麗な貴族の御辞儀をして見せた。


「私はルリ様の使い魔であるゴズと申します」と、一礼した。


「お二人には、王都で私が不安な中で社交界に同行してもらったり、また道中の細々とした件の対処に、私が催した社交界の下準備から当日のお客様の王様や4大貴族の御相手をお願いしました。

とっても頼れる人達ですからね」と、アースンが紹介した。


それで、ヘンダーソン伯爵が売り出した笹茶と干し芋に付いては、私が許可していますから問題はありません。

それから、私の名を使ってレッガー子爵が売り出したかぼちゃのお菓子も私は許可をしていますから問題はありません。

この2件に付いては、余分な税を徴収する事はしないでください。

徹底してくださいね。


そうそう、5年間はヘンダーソン伯爵の笹茶に干し芋と、レッガー子爵が売り出すかぼちゃのお菓子も5年間は専売品にします。

真似は許しませんから、そのように取り計らってください。


「キャビーは残ったフマハですが、お茶請けにしたいと思いますから、これを頼みますね」と、言いフマハをアイテムボックスから取り出した。

「フマハですか、まだ作る者が居るとは、これは珍しいものです」と、ヤング隊長が感激してキャビーから皿を受け取ると直ぐに一口食べた。

「おぉ、これはいけますぞ。

旨いです」と、言い出した。

その子供の様な行いをキャビーは微笑んで見ていた。


「次は、領軍の方ですが、兵は多いに越した事は無いと思いますが、その辺は如何でしょうか」


「あっ、その前に、此方のセレスさんは戦の時は領軍の作戦参謀をしてもらいますからね。

ルリ様から許可は頂いていますし、ルリ様が申されるのは、正しい情報をセレスに伝えると負けるのが難しいとの事です。


それに、とってもここが優秀ですからね」と、アースンが頭を指さした。

「それともう一つ、戦の時は私も一兵卒として前に出て一緒に戦いますから、その心算で居てください。

その時はセレスが立てる作戦に従いますから。

こう見えて私は結構強いですからね」と、微笑むアースンにヤング隊長は驚いた。


「JDは良く分っていると思いますがヤング軍隊長、兵を採用する時は絶対にナルディア領内の者を使いなさい。

人物本位で後は訓練を積めば、何処に出しても恥ずかしくない兵に成長すると思いますから。

王都から流れて来た者は絶対に相手にしないでくださいね。

出自は絶対ですから」と、アースンが念押しした。


「それでルリ様にお願いがあります。

社交界が終わるまでゴズさんとセレスさんを私の執事として、借りる事は出来ませんか。

今の館には力自慢は多いのですが、こっちの方は不安ですから」と、言いアースンがまた頭を指して瑠璃に頼んだ。

「セレスがそれで良いのなら期間限定でセレスは頼みますね」と、言う瑠璃にセレスは微笑んで了解してくれた。


美しくスタイルが良くしかも若いセレスを直ぐ近くで見る事が出来てヤング隊長は大喜びだ。

アースンの他にJDもゴズに頼んでいたから、そっちも了解した。


「ヤング隊長はフマハが気に入ったようですが、これはルリ様から王様に献上の品にと勧められた物です。

これは、アンドレ・ジョージアン子爵邸で用意してもらった物です」と、言うアースンに、ヤング隊長は喜んだ。


「王都での詳しい事は明日話しますから、今日はこれでお開きにしましょう。

今日は本当に感激しました、ありがとう」と、言うアースンの言葉でお開きになった。


その後は館内に居る貴族の対応についての話し合いになった。

その途中で食事の知らせが来たので、瑠璃はバニーの事を心配して隠れ家に帰ると言い出し、ルイネは明日はアースンに会えないと思うと言い残してルイネ達も遺産に帰った。






ルネの案内で談話室に入るとアニタがもの凄く興奮していた。


その分けを聞いてみると「私は数えるだけですがアルトバ領主の邸に行った事がありますが、ナルディア領主の邸は本当に大きくそれに豪華でした。

使用人も多いし、その使用をルリ様が思うように指示を出され、ルリ様の指示に従うのですから」と、まだ興奮している。

「まぁ、その辺が4大貴族ですが、アニタは私の使徒ですから話しましょう」と、言うルイネの言葉にアニタが期待してキラキラした瞳を向けて来た。


「ナルディア領主は世界中にある冒険者ギルドの唯一の責任者、アースンがギルドを持っているわけですからね」と、言うルイネの言葉で驚き青くなった。

これは秘密でも何でもない事ですが、ギルド総裁がギルド最高権力者だと誤解している人が余りに多いですね。

とか話していると食事になった。


食後アニタはバニーは変な人と思っていたが、実はすごい人だったと言い出した。

これは、前にも聞いた気がするが、バニーは面白い人ですから近くで見ていると飽きませんよと、ルイネが話すとアニタが言い出した。

「と、言う事は、私もバニーさんのように行動すればいいのでしょうか」と。

それを聞いてルイネが呆れてしまった。


「ルイネ様はアニタにバニーの様な振る舞いは望まれていません。

バニーはバニーです。

確かに魅力のある人ですが、アニタにもバニーに無い素晴らしい魅力が有りますから」と、ルネが諭している。


尚も納得がいかないアニタに「バニーさんの様なマサパンの一気食いからホットミルクの一気飲みはアニタには出来ないでしょう。

例えそれが出来るようになっても、あれはバニーさんだから許される事で、アニタがそれをするとルイネお嬢様の御傍に立つ資格が無くなると思います。

アニタは今のままで十分ですからね」と、ヨウコさんが諭してようやくアニタは納得できたようだ。


今ルネとヨウコさんが良い事を言ってくれましたが、そのとおりですから。


今のアニタは外見よりも内面を鍛えなさい。


それが、アニタが一目置かれる賢さに繋がると思いますからね。

と、言っても具体的に何をやれと言うのではないが、はじめは周りをよく注意して見てみると良いと思います。

はじめはごく近くでいいですから、慣れてくるとその範囲を徐々に広げるのですね。

分りますかと、ルイネが話した。

ほんのチョットでも面白かったとか続きが凄く気になると感じた方々は高評価を、下にある☆☆☆★★★★★と、こんな感じにして下さると、河童が大喜びします。


引き続き宜しければブックマークもお願いします。

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