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種族:レイスでも物理で殴るんです!〜陰陽太極で無事、世界も侵食アップデート!〜  作者: 佐野松 友
6章 恵みの民

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90 オバケ娘とゴブリン×キノコ騎士

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


感想ありがとうございます。励みになります(゜∀゜)


 取り敢えず、お飾りではないウチの団長に事情を説明するチャットを飛ばして、ゴブリンの町に戻って来た。ついでにフレンドにも出迎えして欲しいって投げておいた。


「…本当に君達といると退屈しないなぁ」

「ごぶぞー君的には美味しいでしょ?」

「まぁね。…ようこそ、騎士殿。町への案内はゴブリンキャプテンシャーマンのごぶぞーが承りますので、宜しくお願いします」


 畏まってるごぶぞー君は珍しいな。そんな対応も出来るんだねぇ。…そう言えば、ゴブリンと騎士って大丈夫な組み合わせだったっけ?……まぁ、キノコだし、大丈夫か…。


「これはこれは、ご丁寧に。私は、マッシュ王国騎士団、副団長のムー、ルーです。ここも良い気候ですな。我らにとっては天国ですぞっ」


 確かに暖かい森だからね。イノシシだの熊だのが下の町に降りて来ないのが良い証拠。餌が豊富なんだよね。…キノコの魔物が仲間入りするかも?


「そ、それは何より。あちらでキング様とジェネラル様が待っていますので、ご案内します」


 待ってるんだ。仕事が早いね。


「それじゃ、後は頼むね〜」


ーガシッ


「待ちたまえ。君達も来るんだよぉー」


「いえいえ、大事なお客様を相手に私達なんて〜」


 ええい、放せっ。厄介事は擦りつけるに限るっ。ゴブ×騎士で仲良くしてろっ


「ハッハッハッ。キノコ博士のご意見もお聞きしたい。ご同行願っても?」


「…だって、チョコちゃん」

「む、無理ですっ、ついて来て下さい〜っ」

「…さや。鬼畜よ。」

「うぐぅ…。イキマス…」


 逃れられなかったよ…。


 少し歩いて見えて来たのは、結構大きい木造建築。

普通に良さげなコテージなんですけど?…私達のクランハウスより立派なのが、若干腹立ちますねぇ。入り口に警備。階段前も。


「こちらです。…お客様をお連れしました」


「入れ」


 中々な警備。ゴブンド君より強そうなゴブリンが2人。2メートル近い槍と盾か…。精鋭ゴブリンなんだろうね。


 通して貰って、直ぐに大広間。謁見部屋かな?


「来たか。久々だな。恩人殿。待っておったのだ」

「お元気そうで何よりです〜。あはは…」


 攻撃した手前会いづらかった王様ですよ。しかも、トラウマになってもおかしく無い、キノコが相手だし。


「それで、お客人よ、我がゴブリンキングだ。宜しくな」

「はっ。私はマッシュ王国騎士団副団長、ムー、ルーでありますッ」

「ふむ。遥々からの来訪よな。事情は少しは聞いている。なんでも、あの洞窟を間借りしたいとか」


 おや、結構筒抜けだ。私達は知らなかったけど、キングさんは知っているっぽいし。有名なのか、マッシュ王国。


「その通りです。あのジメジメ感。温度、共に最高の地でございます。聞くところによると、ハグレモノが勝手に穴を掘るとの事。我らに任せて頂けたら対処致しましょう」


 野良ゴブに悩まされているって言ってたもんね…。ダンジョンからSAN値直送をまた掘り当てる可能性も0じゃないだろうし。


「見返りは洞窟の自治か…。どう思う?」

「良いのでは?鉱石やキノコを分けて貰えれば更に嬉しいですな」


「そこはもちろん、話合いをしましょう。我らが茸神はゴブリンを愛しています故に」


「我もキノコは好きだ。更に交易が出来れば発展もするだろう。宜しく頼む」


「はッ。本国も喜びましょう」


 …ふと思ったんだけど。エルフの国が挟まれるのでは?……し、知らない。仲良くすれば問題ないし?


「その話、私も一枚噛んでも?」

「フレアリス殿」


 居たのかいっ。…いや、居るよね。王族のお客様だもんね。


「食没姫様ではありませぬか!」

「副団長も相変わらずですね。良い人は見つかりましたか?」

「ハッハッハッ。…まだまだ現役ですので」


 …?良い人?


「あの〜。ムー、ルーさんは女性なんです?」

「…?、ええ。女ですが」


 女騎士だったんかいっ!…くっころしても絵がなぁ。…そうか、戯れて来て菌を植え付けるってそういう事なんだね?…分かりづらいわッ!


「い、いえ〜。1人リゾート開発とか大変じゃないかな〜って」

「そこよな。キノコ系の魔物が増え過ぎても需要と供給が崩れるし、どうしたものか」


「キノコ博士の見解はどうですか?」

「ぅえ!?」


 チョコちゃんにキラーパスが行ったね。こっちを見ても無理だよ。頑張れッ


「…さ、最近は人間の冒険者の来訪も増えているので、間引きして貰いながら、胞子を運んで貰うのはどうでしょう?」


「ふむ。大食い大会ばかりでは、飽きも来るというモノ。ダンジョンに挑ませると見せ掛けて、胞子を持ち帰させる。良いではないか」


 なんか、人間の敵の発想だね。…人間の味方では無かった。


「それなら人間が攻めてくる動機として弱い。コチラに大義があるな。王よ」


 国になったら、隣の王国が大人しく黙ってるかって事よね。


「乱獲されては困りまする。ある程度で私が動いても?」

「そうですね…。元々爆発厳禁だった所を火属性厳禁にして、起こしたら、お仕置きモンスとして、斬りにいく、でどうでしょう?…後は必要以上の収穫でもアウトとか?」


 キノコ博士チョコちゃんがガチ有能なんですけど。フレア姫もうんうんと頷いてるし。…食べたいだけか。



キノコ洞窟。キノコ系魔物。お仕置き騎士付き。ハグレゴブもちょくちょくでる。人間には辛いダンジョン。

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