69 オバケ娘とライオン
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感想頂きました。ありがとうございます(゜∀゜)
凄い勢いで走って来た、ギルド長。イベントのときに見た事あったけど、やっぱり迫力があるね。
「フレアリス王女殿下ーッ!」
「その様な大きな声で無くても聞こえます」
「ご無事な様で何よりですなぁーッ!」
「お腹が空きました」
「それはいかんッ!」
厳重に警護しながら料理屋さんに突撃して行った。
「…何あの暑苦しいライオン」
「僕のマブダチなのです」
「仕事が出来るライオンですの」
「豚子爵もちゃんと断罪してくれる?」
「アレは間違いなく断頭台行き。」
「…証拠の資料もある…」
「王都に引きずって行く護送任務とかありそうだ」
何か喚いてるけど、猿轡してるからね。フゴフゴにしか聞こえません。
「ウケケケッ…」
「さや。内なるモノが出てる。」
「おっと」
「まぁ、アイツは終わりだよ。侯爵と仲良く首が並ぶんじゃねぇかな」
凄い形相の人達に囲まれて石が投げられてるからね…。あ、クリティカル。…回復魔法って便利だねぇ。
「こっちの町はフレアリス国と仲が良いからな。市民感情は最悪だろうさ」
「戦争になる?」
「どちらかと言うと獣人の方がまずい。」
「あの子達?」
「うん。獣人は子供を氏族全体で育て、守る。」
「あ〜…。血眼になって探す、と…」
「あの子達の証言次第で西の国が動く。」
「グルノルド連邦国って言ってな。色んな氏族の纏まった獣人の国なんだ。西に真っ直ぐ行けば、最初はサイの獣人の関所兼町がある」
「凝ってるゲームだねぇ…」
「リアリティあるだろ?」
じっ様が昔のゲームはNPCが一言しか喋らなかったって言ってたっけ。…そう考えると、AI技術の進歩だよね〜。
あ、満足気なフレア王女が出て来た。…ギルド長が明らかにへこんでるんだけど?
「食い過ぎだぜ…」
「何を言いますか。6分めです。…それよりも、護衛の話し、受けて頂けるのですか?」
「ああ、それは大丈夫だ。シロガネッ!」
「御指名だよ」
「そんなこったろーと思ったぜ」
こっち見て話してたからね。…フレア王女が手招きしてますな。…クオンかな?
「さや。」
「……デスヨネー」
「うおっほんッ!。永遠の彼方に命ずるッ!コチラの御仁を護衛して国に送る様にッ!」
ポーン…。
<クエスト。王女を護衛せよ。を受けますか?>
「…さや様」
「え、私宛てなの?」
「お願い出来ますか?」
「…任されました」
「宜しくお願いしますッ!」
凄い綺麗な笑顔です。ありがとうございます。
<クエスト。王女の護衛。開始します。>
「頼んだぞッ!」
「精一杯頑張ります…」
どうやら、ウチのクランはフレア王女の護衛。黄昏の空は豚子爵の護送。黄金の盃は獣人の子供達の護衛で。丁度別れたみたい。
「藍那さん、豚をちゃんと王都に送ってね」
「ちゃんと罰を受けさせますの」
「ドナドナなのです」
ドナドナ?…まぁ、出荷ではあるか。
「お腹が空いて来ました…」
「…一旦ウチのクランで飯にしましょう」
「サカキ達に買い出しに行ってもらう。」
「さっき食べたんですよね?」
「アレは4分めです」
「俺のお小遣いが消えたんだぞッ!」
「ケチ臭い事をギルド長が言うモノではありませんよ」
「アンタの胃袋に全部入ったんだよッ!」
「…仲良しなんですね?」
「ちょくちょく抜け出して飯をたかりにくるヤバい王女だぞ」
「失礼な。友好の品を持って来ているではないですか」
「俺に一銭も入らない、王都行きの品がな…」
中々苦労しているんだね…。しおしおになってるよ。
「無事、届けてくれよッ!」
「おう。永遠の彼方に任せな」
「澪がご飯作って待ってるって。」
「行きましょうッ」
ウチのクラン大食いばっかり集まるね。
ギルド長、ガルガル。苦労ライオン。威圧感がある為、周囲から敬遠されているが、気の良いおっちゃんです。
威圧感のせいで栞の後ろに隠れるチョコ。




