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種族:レイスでも物理で殴るんです!〜陰陽太極で無事、世界も侵食アップデート!〜  作者: 佐野松 友
5章 新人はクマ?

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66 オバケ娘と地下のレア

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


 白いお馬さんとキラキラチーター君をテイム出来て、ご満足なお二方。さて、次の檻は…。お?


「このレアっぽいイノシシ君はどうするの?」

「…肉だな」

「肉ねぇ〜」

「フゴッ?!」


 お肉になりました。残念ながら霜降りじゃなかったね。


「…このウサギ君は?」

「肉だな」

「お肉。」


 お肉に以下略。そして、次の檻のエリア。…これは…


「…おじちゃん達、だれ…?」


「獣人か…」

「人身売買は普通にアウトだぜ」

「あの豚マジで真っ黒じゃん」

「厳重なはずよね〜…」


「解放してあげよう」

「回復なら任せな」


 囚われていた獣人は全部で4人。しかも子供だよ…。あの豚子爵、捩じ切っとけばよかった。


「ありがとう、おじちゃん」

「…せめて、お兄ちゃんにしてくれや…」

「戻るとPKがいるかも知れないから、着いてきて。」


 次のエリア。


「おいおい…。国際問題だぜ?」

「エルフ。」

「戦争でも起こす気だったか」

「…そんなにマズイんですか?」

「北の森の更に先にあるんだよ。エルフの国が」

「フレアリス大樹国は家族の繋がりが強い。子供を攫うって事は、国に喧嘩を売るってこと。」

「…先ずは解放してあげよう」

「この檻は特殊な作りだ。鍵がいる」


 …そんな大層な檻に見えないけど?…[念動集中]ッ!


バギッ…、ガランガラン…。


「なんだ、行けんじゃん」

「ありがとう、布の神よ」

「あ、いえいえ〜。どう致しまして?」

「末恐ろしいな…」

「メジェド様ですからッ」


 何やら後ろが騒がしいけど、この子は足にも錠がしてある。…念入りだねぇ…。[念動集中]ッ!


バギッ…。カラン…。


「良し、これで大丈夫かな。他に仲間はいる?」

「いえ、私だけです。布の神よ」

「…名前はさやよ。宜しくね?」

「私はフレアリス.ナイニノ.フレア.ベルファイア.オクトフレイム」

「…なんて?」

「…フレアで良いですよ。さや様」


 …森の民にしては、燃えろよ燃えろレベルじゃん。


「王族…だと?」

「……ま?」

「あの豚、マジで戦争する気じゃねぇか…」

「侯爵の首で収まらないわよ〜?」

「エグいイベントになりそう。」

「なるべく早く祖国にお送り致します。王女殿下」

「良きに計らって下さい。…この先に私の魔力で封印されていた魔物がいます。」

「……あ〜。壊しましたねぇ…」


 ごめんて。そんなに見ないでよ。行けば良いんでしょ。


「…王国は全方位に戦争吹っ掛ける気だと思うか?」

「少なくとも、侯爵はヤル気満々でしょうね〜」

「報復イベントにしてはヤケにPKが多い訳だ。もし、侯爵に獣人とエルフ、全て渡ったら、王都で戦争イベントに突入の可能性が高くなっていたぞ」

「王女様次第。」

「…胃が痛くなるわね…」

「私もです…」


「…この先です。かなり、お怒りのようです」


 檻の中にいるのは、白くてデカい狼。


「綺麗な狼だねぇ」

「スノーヘルハウンド…。」

「気が立ってるな」

「バウッ!」

「ち、違いますッ、子爵は連行されましたッ」

「バウッバウッ!」

「私達は…PK退治に…あれ?」

「このエリアに居なかったね」

「…信用されて無かったんでしょ。」

「グルルルッ」

「え、エルフさんなら…」

「落ち着きなさい。雪国の守護者よ。私は無事です。…お腹が空いているくらいです」


 あの豚、ご飯も満足に食べさせてくれなかったの!?…絶許。


「ウォン…」

「あ、いえいえ、こちらこそ、大勢で囲んですみません…」

「狼さんは何て?」

「えっと、臭いが多すぎて鼻がおかしくなるって…」

「確かに、辛気臭いな」

「獣人ちゃん達もお風呂に入れてあげないとねぇ〜」

「あ〜。…取り敢えず、皆んなで外出ようか」

「さや様、檻をお願いします」

「あいあい。[念動集中]ッ!」


バギッ…。ガランガラン…。


「クゥーン…。」

「あはは…。め、メジェド様ですので…」


 …何言ったのよ?。おい、目を逸らすな。

 


フレア王女。218歳。


白わんこ。あの布、怖い。(´・ω・)



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