66 オバケ娘と地下のレア
宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+
白いお馬さんとキラキラチーター君をテイム出来て、ご満足なお二方。さて、次の檻は…。お?
「このレアっぽいイノシシ君はどうするの?」
「…肉だな」
「肉ねぇ〜」
「フゴッ?!」
お肉になりました。残念ながら霜降りじゃなかったね。
「…このウサギ君は?」
「肉だな」
「お肉。」
お肉に以下略。そして、次の檻のエリア。…これは…
「…おじちゃん達、だれ…?」
「獣人か…」
「人身売買は普通にアウトだぜ」
「あの豚マジで真っ黒じゃん」
「厳重なはずよね〜…」
「解放してあげよう」
「回復なら任せな」
囚われていた獣人は全部で4人。しかも子供だよ…。あの豚子爵、捩じ切っとけばよかった。
「ありがとう、おじちゃん」
「…せめて、お兄ちゃんにしてくれや…」
「戻るとPKがいるかも知れないから、着いてきて。」
次のエリア。
「おいおい…。国際問題だぜ?」
「エルフ。」
「戦争でも起こす気だったか」
「…そんなにマズイんですか?」
「北の森の更に先にあるんだよ。エルフの国が」
「フレアリス大樹国は家族の繋がりが強い。子供を攫うって事は、国に喧嘩を売るってこと。」
「…先ずは解放してあげよう」
「この檻は特殊な作りだ。鍵がいる」
…そんな大層な檻に見えないけど?…[念動集中]ッ!
バギッ…、ガランガラン…。
「なんだ、行けんじゃん」
「ありがとう、布の神よ」
「あ、いえいえ〜。どう致しまして?」
「末恐ろしいな…」
「メジェド様ですからッ」
何やら後ろが騒がしいけど、この子は足にも錠がしてある。…念入りだねぇ…。[念動集中]ッ!
バギッ…。カラン…。
「良し、これで大丈夫かな。他に仲間はいる?」
「いえ、私だけです。布の神よ」
「…名前はさやよ。宜しくね?」
「私はフレアリス.ナイニノ.フレア.ベルファイア.オクトフレイム」
「…なんて?」
「…フレアで良いですよ。さや様」
…森の民にしては、燃えろよ燃えろレベルじゃん。
「王族…だと?」
「……ま?」
「あの豚、マジで戦争する気じゃねぇか…」
「侯爵の首で収まらないわよ〜?」
「エグいイベントになりそう。」
「なるべく早く祖国にお送り致します。王女殿下」
「良きに計らって下さい。…この先に私の魔力で封印されていた魔物がいます。」
「……あ〜。壊しましたねぇ…」
ごめんて。そんなに見ないでよ。行けば良いんでしょ。
「…王国は全方位に戦争吹っ掛ける気だと思うか?」
「少なくとも、侯爵はヤル気満々でしょうね〜」
「報復イベントにしてはヤケにPKが多い訳だ。もし、侯爵に獣人とエルフ、全て渡ったら、王都で戦争イベントに突入の可能性が高くなっていたぞ」
「王女様次第。」
「…胃が痛くなるわね…」
「私もです…」
「…この先です。かなり、お怒りのようです」
檻の中にいるのは、白くてデカい狼。
「綺麗な狼だねぇ」
「スノーヘルハウンド…。」
「気が立ってるな」
「バウッ!」
「ち、違いますッ、子爵は連行されましたッ」
「バウッバウッ!」
「私達は…PK退治に…あれ?」
「このエリアに居なかったね」
「…信用されて無かったんでしょ。」
「グルルルッ」
「え、エルフさんなら…」
「落ち着きなさい。雪国の守護者よ。私は無事です。…お腹が空いているくらいです」
あの豚、ご飯も満足に食べさせてくれなかったの!?…絶許。
「ウォン…」
「あ、いえいえ、こちらこそ、大勢で囲んですみません…」
「狼さんは何て?」
「えっと、臭いが多すぎて鼻がおかしくなるって…」
「確かに、辛気臭いな」
「獣人ちゃん達もお風呂に入れてあげないとねぇ〜」
「あ〜。…取り敢えず、皆んなで外出ようか」
「さや様、檻をお願いします」
「あいあい。[念動集中]ッ!」
バギッ…。ガランガラン…。
「クゥーン…。」
「あはは…。め、メジェド様ですので…」
…何言ったのよ?。おい、目を逸らすな。
フレア王女。218歳。
白わんこ。あの布、怖い。(´・ω・)




