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第八十七話

昨日の晩はバーベキューで盛り上がった!

師匠から素晴らしい贈り物も貰ったし、頑張って行こう!

朝になり、宿屋の食堂にユウ先輩、ノリ先輩、マシロが待っていた。


「よう、ダイ。良く眠れたか?」


「ぼちぼちっす!遅れたっすか?」


「いえ、大丈夫ですよ。私達も今来た所です。朝ご飯食べますか?」


「いただくっす!それで、今日出発するっすよね?」


「ああ、朝飯を食べて少ししたら出発するぞ」


「了解っす!とりま飯食べるっす!」


俺は朝ご飯を食べて準備をする。準備が終わると宿屋の前で待っていたユウ先輩達と合流する。


「お待たせっす!じゃあ行くっすか!」


「ああ、行こうぜ」


「そう言えば、どうやって別の大陸に行くっすか?」


「大まかな道のりは調べてあります。港町は此処から四日程の所にあります。そこで船に乗って行きましょう」


「また、船ですか!私、あんまり好きじゃないないです」


「しゃーないだろマシロ。飛行機で行って迷ったら不味いからな」


「分かりました。我慢しますぅ」


「それじゃあ行くっすよー!」


俺達は宿屋を出て、街を出ようとすると悟空親分がいた。


「おう、兄弟!今から行くのか?」


「よう、兄弟!今から行ってくるわ!」


「兄弟達なら大丈夫だろうが、気をつけて行けよ。それで、無事にアイテムゲットしたら、またこの街に来てくれよ!」


「当たり前だろ!兄弟にもきちんと報告するぜ!」


「そうか!なら兄弟!また会おうぜ!」


「おう!」


そう言ってユウ先輩と悟空親分は握手をしている。

俺達はそれを見た後、どういう経路で行くかを話し合いをする。悟空親分との会話が終わったユウ先輩が合流する。


「待たせたな。じゃあ、行くか!」


「了解っす!あれ?ユウ先輩、その風呂敷どうしたっすか?」


「これか?これは女将さんが作ってくれた昼メシだってよ。朝、兄弟に渡して、今俺が受け取ったんだよ。良かったなダイ」


「女将さんが!嬉しいっす!」


「あとこれ!師匠からの手紙だってよ」


「師匠から!どれどれ!」


手紙には一言、頑張れ、終わったら一度顔を見せろとだけ書かれてた!

口下手な師匠らしい手紙だった!けど俺は凄く嬉しい気持ちになった!


「良かったですね。ダイ」


「ダイ師匠の師匠!あまりおしゃべりしないけど優しいです!」


「嬉しいっす!俺、必ずアイテムゲットしてもう一度師匠に会いに行きます!」


「よし!行くぞ!目的地は港町だ!」


「「オオー!」」


俺達は馬車で港町に向かった。俺はその途中に、この一ヶ月かけて作った武器をユウ先輩達に配る!


「先ずはノリ先輩!コレを!」


俺はノリ先輩に弓を渡した。俺が作った新しい弓だ!


「これは、なかなか素晴らしい出来ですね。和弓ですか?」


「そうっす!弓幹ゆがらの部分はあのダンジョンの元になっているデカイ木から作ってあるっす!つるの部分は師匠お手製の合成繊維で作ってあるっす!」


「コレを私が使っていいのですか?かなり良い物ですが?」


「勿論っす!その為に作ったすから!それで、この双剣はマシロに!」


「わー!綺麗な刃です!それにコレ魔力が宿っています?」


「おー!良く気づいたっすね!魔鋼まこうっていう鉱物って師匠が言ってたっすね」


「へえー、そんな鉱物があるのか」


「ちなみにマシロの双剣は、右手のが水、左手のが風の魔力が込められているっすよ」


「ちなみに、魔鋼と鉄製はどう違うのです?」


「魔力の通りが違うっす。俺も師匠が作った武器で試したっすけど、全然違うっすね」


「ふーん。どれくらい違うんだ?」


「そうっすね。伝達速度は電車の普通列車と新幹線ぐらい違うっすね」


「かなり違うな。そんなに便利な物ならもっと普及しててもいいんじゃないか?」


「魔鋼自体数が少ないみたいっす。魔鋼はダンジョンの魔力溜まりの一部で取れるらしいっす」


「成程なー。だから普及しないのか」


「それで、ユウ先輩には、手甲と剣、あと、斬馬刀っすね」


「剣は魔鋼か?」


「そうっす!コレも水の魔力があるっす。っでこの手甲っすけど、此処に穴があるじゃないっすか!」


「ああ、この甲の部分にある穴だな?コレがどうした?」


「そこに、ここ赤い玉をはめてみて下さいっす」


「ああ、分かった」


「そうしたら、火の魔力を込めてみて欲しいっす」


「こうか?うおっ!火が着いたぞ!少ししか魔力を込めてないのに!」


「そうっす!この手甲の穴にそれぞれの属性の魔石をセットするとその属性が使い易くなるっす!」


「ただ、いちいち魔石をセットするのは面倒そうだな」


「それくらいは勘弁して欲しいっす!」


「まあ、いい。じゃあ斬馬刀はどうなんだ?」


「これはただの鉄鋼で作ってるっす!」


「何だ、魔鋼じゃないのか」


「流石にこんな馬鹿でかい剣を作るだけの魔鋼は無かったす」


「そりゃあそうか」


「でも、この斬馬刀は切れ味は無いっすけど、折れない曲がらない一品に仕上げているっすよ!」


「成程、硬度を優先した訳か。斬馬刀としては正しい判断だよな。それでダイ。お前の武器はどうしたんだ?」


「ふっふっふ!これっす!片手剣と盾っす」


「おー!いい武器じゃないか!」


「剣は俺が!盾は師匠に作って貰ったっす!」


「ほうー!つまり師匠との合作だな!」


「そうなんすよ!ぶっちゃけ俺は皆の武器を作るだけで一ヶ月近くたってたので、剣だけしか作れなかったんすけど、それを見てた師匠が盾を作ってくれたっす!」


俺は皆に盾と剣を見せた!


「いい、剣と盾ですね。ダイはとても良い師匠に会えましたね」


「そうなんすよ!けど、ドワーフがいるのにはビックリしたっす!」


「それな。ってことは他の種族もいるかもな」


「他の種族ってどんな種族ですか師匠?」


「そうだな、エルフとか人魚とかかな?」


「エルフ?人魚?どんな種族なんですか!師匠!」


「それはな・・・」


ユウ先輩がマシロに説明をしている。俺はノリ先輩に弓の特殊矢の説明をしておかないと!


「特殊矢ですか?」


「そうっす!時間が無かったから三本しか作れなかったっすけど!」


「それで、この矢の特徴は?」


「これ、簡単に言うと爆発する矢っす!」


「それはまた物騒な矢ですね。どうやったら起爆するんですか?」


「魔力を込めてから矢が刺さると起爆するっす!魔力を込めないと爆発しないっすから!」


「成程、それで爆発範囲はどれくらいですか?」


「結構デカイっすよ。半径五メートルは確実っす!」


「自爆しないように気をつけないといけませんね」


「材料があれば量産していくっす!作り方は分かってますから」


「まあ、無理のないようにして下さい。じゃあゆっくり行きましょうか」


ゆっくりと馬車が進んで行く。

俺はあの街で初めての師匠とあった。元の世界に還るのは目標として変わらないのだが、その前には必ず師匠に会いに行きたいと思う。

これから待つどんな戦いにも負けないように、俺も色々準備していこう。

次の大陸はどんなとこだろう?少し楽しみだぜ!







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