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第四十四話

ユウ先輩とモイラさんの戦いが終わった。

結果はユウ先輩の勝ちとなり、両方怪我すること無く終わったから良かった。

戦った後なのに、両方笑顔で話しあっている。


「とりあえず、私達もユウ先輩と合流しましょう」


「そうっすね。てか、ユウ先輩、モイラさんと仲良くなってるっすね」


「師匠。楽しそうです」


「波長が合うんでしょう。さあ、合流しますよ」


ノリ先輩とマシロとユウ先輩に近づいていく。すると、ユウ先輩が気づいてコチラに声をかけてきた。


「よう、今からモイラさんが晩飯奢ってくれるってよ。上手い飯屋らしいからいこうぜ」


「あれ?私奢るって言いましたか?美味しいご飯を紹介するとは言いましたが」


「細かい事はいいじゃねーか。ほれ、何処だ案内頼むぞ」


「全然細かく無いんですが。はぁ〜、まあいいでしょう。コチラですよ」


ため息をしながらモイラさんが案内してくれる。ええ人や!


「では、私達はご飯を食べて来ますので、貴方方は解散していただいて結構です」


「・・・大丈夫なのですか?」


「大丈夫です。行きなさい」


「ハッ!」


モイラさんが連れてきた五人が帰っていく。一緒に飯食べていけばいいのに。


「では、案内しますね。火の勾玉の件もそこで話しましょう」


モイラさんの案内でコロシアムを出て、高そうな飯屋の前に来た。飯屋ってより高級レストランみたいだな。


「なんか高そうな所だな」


「そんな事ないですよ。取り敢えず入りましょう」


モイラさんの後に付いて店に入ったけど、此処、めちゃくちゃ高級じゃないか?俺達場違い感半端ないんだけど!そんな事を考えてたらボーイさんがコチラにきている。


「失礼します。予約されてたモイラ様でしょうか?」


「そうです」


「お待ちしておりました。ではコチラへどうぞ」


「おいおい、予約してたのかよ」


「この店は予約しないと厳しいですからね」


「やるじゃないか」


「お褒めに頂き恐悦至極でございます」


その後ボーイさんに二階の個室まで通された。

個室に全員が席に着くとユウ先輩が口を開く。


「じゃあ、早速だが、火の勾玉について聞こうか」


「はい、ギルドでもお話しましたが火の勾玉は、この大陸の真ん中にある活火山の中にあるダンジョンにあります」


「詳しく分かるか?」


「はい。ダンジョンの最奥の溶岩の近くに咲く花、紅蓮花というモンスターが一定の確率で落とします」


「ドロップアイテムか。集めるの面倒そうだな」


「あっ、でもドロップアイテムだったらギルドとかに卸されるんじゃないっすか?」


「おっ、ダイ。良い事いうな。どうだモイラさんよ?」


「残念ながら火の勾玉は現状、一つの事意外、何にも使え無いのでギルドでは買取をしていないのです」


「一つ事っていうのは、やっぱり・・・」


「そうです。送還の義でしか使えないのです。武器にも防具にも、薬や毒にもならないので現状使い道がないので需要が無く誰も取りに行かないのです」


「成程な」


「それにダンジョン自体も難しいので今では行く人も少なくなっています」


「そうか、ちなみに俺達なら大丈夫だと思うか?」


「そうですね。ユウさんの実力ならば問題ないでしょう。残りの方々は見ていないので何とも言えませんが」


「なら大丈夫だ。このパーティーで一番弱いのは俺だからな」


「なっ!それは本当ですか!」


「嘘っすよ。ユウ先輩の冗談っすよ!」


「まあ、全員同じ位だから大丈夫だろ」


「そうですか。所で貴方方のパーティーはこの四人で全員ですか?」


「そうだな。今の所」


「そうですか。では、一つ提案があるのですが?」


「なんだ?」


「今回のダンジョン、私をパーティーにいれてもらえませんか?」


「・・・なぜ、俺達とパーティーになりたいんだ?」


「純粋に貴方方のお手伝いをしようかと。どうでしょうか?」


「・・・お前程の力を持っていたら分かるだろうが、ダンジョンは下手したら死ぬ可能性ある」


「そうですね」


「そんな所で疑心暗鬼な状態では入れない。信用出来ない奴とはいけないだろ」


「その通りです」


「つまり、そういう事だ。まだお前は信用出来ない。だから一緒にはいけない」


「・・・そうですか。残念です」


「悪いな、もう少し信用出来たら組んでもいいんだがな」


「いえ、急なお誘いですから残念ですが仕方ありません」


「すまんな。流石に今日合ったばかりの奴を信用出来ないからな」


「そうですね。っと料理が来ました。とりあえず食べましょう」


運ばれて来た料理を食べる。ってかコレウマ!

皆で美味い飯を食べていたらふと、気になった事が頭をよぎった。


「そう言えばモイラさん。一ついいっすか?」


「はい、なんですか?」


「ユウ先輩と戦う理由が二つあって、一つは聞いたんすけど、あと一つは何だったんすか?」


「ああ、そう言えば笑って誤魔化されたな。勝てば教えるとか言ってなかったか?」


「そうですね。せっかくですし、お話しましょうか」


そう言うとモイラさんが語り始めた。

それは一体どういう内容だったのか?

それは、次回明かされる。

しかし、遂に還る為の素材が一つ手に入りそうだ。

はてさて、還るのは何時になるのか!




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