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蜥蜴の青に憧れる
夏の日
メタリックブルーの蜥蜴
前を横切るトカゲの青さに、驚く
湿度の高そうな 古い家の間の小道
学生時代に、バス停までの距離をショートカットする為だけの場所
薄暗い その場にいた『蜥蜴』は、明らかに、陽を浴びるわけではなく、
美しい蒼に輝いていた
『蜥蜴のしっぽは、切られてもまた、植えてくるんだって』
その都市伝説は、長く続く
再生の意味は美しく、
人の残虐性の免罪符のように聞こえる毒だ
子どもの頃の私が、そんなことを思えるほど、聡明でもない事は知っている
ただ、違和感だけ
残った




