楽しそうな案件の予感
むずい!日常パート的なのはやっぱ難易度が高い!
「あ」
エカは何かを思い出したかのように声をあげる。
「エリノア!お土産なにー?」
エリノアは不思議そうな顔をする。
「え?」
「え?」
エカも抜けた声を出す。
そんなエカを見て、エリノアを少し申し訳なさそうにする。
「…今回はそんなお土産とか買ってる余裕なかったのよ!…ごめん」
それを見たエカが慌てて、手を振る。
「いや!僕が勝ってに期待しただけだから!だから、大丈夫だよ」
エリノアが顔をあげる。
「今度遠出する時は、飛んで道中で勝ってくるわ」
「それはどうもありがとう」
エリノアはソファに座り寝転び、窓の外の遠い景色の先を眺める。
エカはシリアルを食べ終わると、漆黒のコートを着て出かける準備をする。
「あれ?今日は何か用事があるの?」
「うん、管理局の本部…というよりテラス局長にだけど」
「そう…また何か面倒ごとね。きっと」
『テラス様に直接呼び出された場合の「面倒ごと」の確率は86.5%です。』
N.A.T.E.R.Aが淡々した声が響く。
「まあ、行ってみないと分からないか」
「行ってらっしゃいー早く帰ってきてねー」
エリノアが抜けた声で見送る。
「はいはい、ちゃんと休みなよ」
エカはそう言って窓から飛び降りる。
「いや〜風が気持ちね」
ニラク共和国の中央区に位置する『魔術管理局・本部』
魔術管理局では魔術の研究、魔術師の登録や管理を行っているいわば、「魔術師の家」。それほどまでに魔術師にとってはなくてはならない存在だ。
エカは衝撃波を空に出しならがら、魔術管理局に向かっていた。
『現在の速度マッハ1.05』 到着まで1分弱です』
耳元でN.A.T.E.R.Aの声が響く。本来N.A.T.E.R.Aは、耳の補聴器のような機械に入っている。
「さて、今回はどんな案件が来るのかな?」
と、期待を胸に管理局へと飛んで行くのであったー
次でようやく戦いにいけそうー! というわけで、4話目もお楽しみにー! あ…0時過ぎちゃった…




