夕暮れのビル街の上空にて
え~、どうも前作見事打ち切り、こっちにシフトします!これは絶対続けます!!あとなるべく毎日出します!応援よろしくお願いします!
夕日が髪を赤く染め、ガラス張りの超高層ビル群にも明かりが灯り始めてきた。
空は朱色から群青に代わり初め、街には仕事終わりの人々の営みが広がってゆく。
そんな街の上空に一人、黒髪の青年がゆっくりと飛んでいた。
口には棒付きキャンディー。
エカ・フェノールは気の抜けた声を漏らす。
「暇だな~...」
そんなことを呟きながらエカは空で仰向けになる。
すると。
「今日は任務はお休みですかな?」
隣で飛んでいた警備飛行艇の窓が開き、貫禄のある声がする。
「あ、トスト船長。そうなんだよね~。だけどエリノアは明日まで出張だから一人で。」
「そうでしたか。それは残念ですな。愛しの彼女と離れてしまって」
エカは少し顔を赤くする。
「まあ、いつも一緒だし、数日ぐらい僕らにとってはたいしたことないよ」
「ほほ、うらやましいですな。」
二人は最近のニュースや、新しいデパートの話など....そんな他愛ない世間話を数分続けた。
やがて――
「では、また今度お会いしましょう、エカ様。」
「堅いな~じゃあね」
エカが手を振ると、飛行艇は進路を変え街の中心部へと飛んで行く。
「僕もそろそろ帰るか~」
そう言ってエカは自宅の方へと速度上げ飛んで行った。
日の光は完全に消え、街は完全に人口光に切り替わっていた。
(明日のエリノアのお土産なんだろうな?)
口もとが自然と緩む。
明日が少し楽しみになった。
エカ・フェノールは「普通」の青年の見た目と大差ない。
――だが、
多くの者は知らない、この彼女のお土産を楽しみにしている好青年が、
数々の災厄を退け、幾度も世界をを救ってきた世界有数の魔術師であることを――
めっちゃ短いけど、結構いい感じの1話だと思います!僕は戦闘シーンには結構自信あるので...早く戦いたい! 明日もお楽しみに~




