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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ルリの花にまつわる物語

レイナ~涙色の愛憎劇~

作者:銘水
“花も私もあげる。でも、私はおまじないなんて信じないわ。貴方の願いは私が叶えてみせる”

不治の病の少女・レイナは愛する人を皇帝にするために身も心も捧げ、無理を重ねたせいで呆気なくこの世を去る。姉の境遇に胸を痛めていた弟は帝国からの離脱を計画し、炎の精霊王はレイナを愛するが故に皇帝に仕え続けると決めた。残酷に、無自覚にレイナを追いつめた皇帝は、死の間際になってようやく後悔したが、手遅れで……。

────正妃レイナの死は、長きに渡る愛憎劇の始まりだった。

※リッカ~瑠璃色の復讐劇~と同じ世界観の遥か過去、先祖世代の話です。リッカの設定バレは含まれますが、この作品単体で読めるようになっています。
※視点変更していきます。
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