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第6話『おかえり』
後日。
まだ葉月のことを忘れられない。
日常に戻り、死とは無縁の生活を送っている。ただ寂しくもある。あの子に会える理由が無いからだ。
ただ自ら危険な橋を渡るなんてことはしない。そんな自分勝手な理由で忙しい葉月に負担をかけられない。
見守ってくれているという言葉を信じて、近くにいると信じて生きていく。
残業を終えて帰路に立ち、家に着く。
ん……?
鍵が空いている!?
窓を見ると電気が付いている。
あ、空き巣かもしれない。
恐怖を覚えながら、ゆっくりと扉を開けた。
中に進み、寝室の前に立った。
誰か、誰かいる……。
恐る恐る扉を開けた。
そして扉の向こうにいた人の声を聞いた時、自分が生きてきた中で一番嬉しかった。
『おそいよー!おかえり!今日は仕事じゃないよ!遊びにきちゃった笑!』
素敵な出会いをもたらした作品に感謝。




