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詩全集4

マリアージュ・ディストーション

作者: 那須茄子
掲載日:2026/04/14

あれは甘い嘘

喉元でとろける毒のように

愛撫のフリをした傷跡が

まだ疼いてる――朝焼けの裏で


マリアージュ・ディストーション


君が残した

祝福の皮を被った咎だった


コンタクトもずれたまま

首輪に似たパールが肌に絡む

正しさを叫んでも

ベッドの上では意味をなくす


「愛が欲しかったんじゃない」

と誰かが言った

でも僕らはそれを信じた

信じたまま潰れていった


マリアージュ・ディストーション


交わした唾液で

神に見せかけた魔を孕んだ


夜が正解で

昼が嘘なら

抱いたその手に

祝福はもうない


「君が選んだのは 私じゃなくて理想だった」


マリアージュ・ディストーション


それは忘れることを愛と呼ぶ

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― 新着の感想 ―
〉「君が選んだのは 私じゃなくて理想だった」 重いねー  刺さるねー  (u_u。)
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