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36. 雨のあと

 レイの声が聞こえた瞬間、無意識に体が動いた。それまで溜め込んでいた鬱憤を晴らすかのように、迷いなく。

 アルマにとって、レイの来訪は天の助けと言っても過言ではなかった。

 あるいは、長い冬が終わったようなもの。

 光を遮る分厚い雲に、切れ目が入った瞬間だった。


 気が付けば、レイの温かい胸にしがみつき、大声を上げて泣いていた。いつもと違う上等な衣装に涙が染みようが、強く掴んで皺になろうが、そんなことは考えもせずに、ただひたすら離してなるものかと全身を押し付ける。レイはそれに応え、アルマの背をぽんぽんと叩いて元気づけた。


 ややあって落ち着いたのか――もしくは疲れたのか――アルマはしがみついたレイの胸から顔を離した。その目が、ぽかんとした顔で佇むクリスを見つける。

 目が合うと、クリスは開いていた口をぎゅっと閉じ、怒ったように眉根を寄せた。だけど、眼差しを逸らそうとはしない。涙でボロボロになったアルマの顔を、じっと睨んでいる。


 アルマはレイから離れると、くるりと寝室へ踵を返した。レイもクリスも、彼女の不意の行動に意味が見出せない。しかし引き止めるほどでもなく、黙ってアルマのすることを見守っている。

 十秒と経たず、アルマが寝室から戻ってくる。その手に握られているのは数枚の紙束。黒いインクでびっしりと文字が書かれており、レイはアルマが横を通り過ぎる一瞬にそれを見て、おおよその見当をつけた。


 アルマは両手で紙束を胸に押し付けるようにして抱え、クリスの前に立った。

 成長したクリスの背丈は、すでにアルマを越えている。顔立ちが怜悧に整っていることもあって、普通に見下ろすだけでも気弱な娘には十分な威圧になる。

 彫刻のように整った顔に刻まれた、怒りのような表情。それを見たアルマは、ああ、やっぱり許してはくれないんだと、この数日間何度も繰り返した涙を再び零した。

 それでも、気持ちを伝えるのは大事なことだ。どんな気持ちも、言葉にしなければ伝わらない。でもアルマは上手く喋れない。レイやルイスたちとの交流で、だいぶ世間話には慣れた。しかし、彼ら以外の人に対して自分の考えを声に出すのは、まだまだ勇気が要る。加えて、一ヶ月に及ぶ軟禁生活は、アルマから自信という自信を奪っていた。

 もはや言葉では足りない。けれど頼れるのは言葉しかない。


 もし伝わらなかったら。

 もしまた拒絶されたら。


 恐怖が手指の震えとなる。震えは腕から肩に伝わり、後ろで見守るレイにも彼女の怯えが見て取れた。

 レイはアルマを支えるべく、足を踏み出そうとした。しかしそれよりも一瞬早く、アルマがきつく抱えていた紙束をクリスに向かって突き出した。


「…………」


 喉が引き攣り、音にならない。

 アルマは何度も口をパクパクさせる。


「て……てがみ、書いた……の。で……よん……読ん、で、くださいぃ……」


 最後には水晶のような目に涙をいっぱいに溜めて、ほとんど泣いているのと同じだった。

 それを見て、とうとうクリスの顔がくしゃりと歪んだ。繕っていた表情が綻び、アルマとよく似た泣き顔が現れたのだ。

 彼は怒っていたのではなかった。かつて慕っていた姉の必死な姿に感化されていたのだった。

 クリスは零れそうになる涙を乱暴に腕で拭い、差し出された数枚の手紙を受け取った。声もなく頷く彼の手の中で、しわくちゃの紙束が乾いた音を立てる。

 アルマはクリスを見上げたまま、ぐすんと洟を啜る。


 長い間すれ違ってきたヘンレッティ姉弟。二人の間に、ほんの僅かな光が射し込んだ瞬間だった。



 * * *



「ま、思ったより元気そうで良かった。もっと痩けて、最悪骨と皮だけになってるかもって思ってたからな」

「それはないです……」


 二人掛けのソファに並んで座り、笑いながら言うレイに、アルマはもじもじと俯いて小さく反論した。


 場所は変わらず、アルマの部屋。来客のもてなしなどは想定してないので、ここにはアルマの私物しかない。おかしなものは置いていないが、レイに見られていると思うと妙にソワソワして気恥ずかしかった。当のレイは全く気にしていない様子だが。


 部屋に他の人間はいない。しかしドアはがっつり開けられており、アルマたちからは見えないが使用人が控えているはずだ。会話も聞かれている。仕方がないとは言え、もっとプライバシーが大事にされる世界であって欲しかった。


 久しぶりに会うレイは、記憶よりずっと格好良く見える。それがまた、恥ずかしさに拍車をかけている。

 レイに会いたい。顔を見たい。ずっとそう思っていたはずなのに、いざ隣にいるとなるとまともに顔を上げられないのはどういうことなのだ。思い切って顔を上げたはいいものの、こちらを見つめるレイの目がとても優しくて、すぐに顔を伏せてしまう。そんなことを何度も繰り返していた。


「レ、レイ。その、そんなに見られると……」

「なんだよ? いいだろ。久しぶりなんだし」

「う。で、でも……」

「分かった分かった。じゃあこれで我慢する」


 言うなり、レイはアルマの頭を自分の側へと引き寄せた。華奢な体はあっさりと傾き、アルマの上半身はレイの腕の中にすっぽりと収まった。アルマは彼の胸に頬と手をつき、真っ赤な顔で、空気を求める魚みたいに喘いだ。あまりの早業と強引さに、悲鳴をあげる暇もなかった。

 くっつけた耳から、レイの心臓の音が聞こえる。それに自分の鼓動が重なって、あっという間にどっちがどっちのだか分からなくなる。不思議とアルマは幸せな心地になって、うっとりと半分瞼を閉じた。

 無骨な手がゆっくりと頭を撫でる。五枚花びらの髪飾りに触れ、頬に流れる黒髪を耳にかける。こめかみに静かなキスが落とされ、それは長い間離れることがなかった。


「王都に戻ったのは昨日だ。帰ったその足でお前の家――アパルトマンに向かったんだが、ルイスと鉢合わせた途端、食って掛かられてな。アルマがいなくなった、連れ去られたって。なんで傍にいてやらなかったんだって、めちゃくちゃ怒られた」

「ルイスさん……」


 アルマはくすりと笑声を漏らす。レイはひとつも悪くないのに、とんだとばっちりを受けたものだ。でも、ルイスが怒ってくれたことが、アルマは嬉しくて仕方がない。私のことを心から心配してくれている。事情を話す時間もなくここへ連れて来られたから、もし禁足令が解けたら、真っ先に会いに行って全部打ち明けてしまいたい。そしたら、もっと怒るかな。それとも、抱きしめて慰めてくれるかしら。想像すると、不謹慎かもしれないが、なんだかワクワクしてくるのだった。


「連れ去られたなんて言うから、びっくりしたよ。よくよく聞いたら、実家からいきなり呼び出されたんだって? なんか、代筆屋の店主って人がわざわざ伝えてくれたらしいぞ。でもそれ以上は分からなかったから、一旦カーライルの屋敷に戻って、事情を兄貴に聞いたんだ」

「リアム先生、ご存知だったんですか?」

「ああ。というより、兄貴に知らせてくれた奴がいた。オレが王都にいなかったからだろうな」

「知らせてくれた人……?」


 咄嗟にクリスの顔が頭に浮かぶ。でも彼は自分とレイの関係なんて知らないはずだし、どう考えてもあり得ない。しかし他に該当する人物がいるのかと言うと――一人だけ、いた。レイと一緒に居た広場で、青い炎を滾らせていた人だ。


「ナタリーだよ。ナタリー・モレッツ。モレッツ商会の一人娘。知ってるだろ?」


 が、レイの口から出てきたのは、予想と外れた人物だった。

 脳裏に浮かんだのは、ふわふわとした髪と間延びした口調が特徴の小柄な女子生徒。王子とクラリッサを取り巻く輪の一人だ。


 ――尤も、ナタリーに教えたのはシャーリーズだろうけどな。

 レイは心の中でそう付け加える。

 リアムは気付いていたか知らないが、情報源は確実にシャーリーズだ。いくらナタリーが情報通で貴族間の事情にも詳しいと言っても、公爵家と侯爵家双方が隠そうとしている不祥事まで暴くのは難しい。誰かがわざとナタリーに情報を流したと考えるのが自然だ。

 ただ、その辺りのことは今は関係がない。


「本当の密通相手が、お前の名前を騙ってアルバートと手紙のやり取りをしてた。アルマ、心当たりはねぇのか?」

「うん……。私に代筆を依頼した人なら、私の名前を知ってるはずだけど」

「星の数ほどいる、か」


 アルマは頷いて、レイから体を離した。少々名残惜しかったけれど、いつまでもくっついていると、万が一誰かに見られた時が恐ろしい。

 レイはジト目で離れていくアルマを睨んだ。しかし今は追求しないことを選んだようで、代わりに苛立ちの矛先をアルバートに向けた。


「アルバートが知ってること全部吐けば、すぐ解決なのに。あのクソ野郎、自分の浮気相手が偽名使ってるって、分かってて知らない振りしてるんだぜ。絶対そうだ」

「レイ、レイ、口悪い」

「いいんだよ。実際、最低の人でなしだから。明後日の方向に根性曲がってんだよ。あいつも、あいつの親父も」

「会ったことあるの?」

「残念ながらな」


 レイは心外だという風に、盛大に顔をしかめて吐き捨てた。

 ベルタント公爵は現王の弟。アルバートはセドリックの従兄弟で、王位継承権を有している。民主主義国家で生きていた記憶のあるアルマはともかく、厳しい階級社会の構図を叩き込まれたはずのレイが王弟、王甥を悪し様に罵るなんて、相当のことなんじゃなかろうかと、アルマはまだ見ぬ二人の人間性に慄いた。そして、そんなことを言ってレイが処罰されないだろうかと、不安な眼差しを扉の方へ送った。

 レイはまだ悪態をついている。


「あのゴミクズ親子、完全に女を玩具としか見てないからな。二年前にあったメラミー子爵令嬢の件、お前も聞いたことあるだろ。控えめで大人しかった御令嬢が、アルバートに惚れ込んだせいで堕ちるに堕ちて、遂には勘当されたって話」

「あれは噂じゃ……」

「ないんだな、これが。メラミー嬢、隣国の商家に嫁いだってことになってるけど、実際は現在塀の中で監禁中。アルバートに遊ばれてたと知るや心を病んでしまって、刃傷沙汰を起こしたんだよ。可哀想に。あのクソ野郎もいっぺん斬られてみりゃあよかったのに、護衛が無駄に優秀なせいで助かってしまった」


 こわい。

 まるで物語に出てくる悪役の話を聞いているみたいだ。これが実際にあった出来事だなんて信じられない。しかしそれよりも信じがたいのは、そんな男に娘を嫁がせようとしていたリモーネ侯爵の心境だった。脅されていたのかと思うくらい血迷った判断だ。

 ともあれ、今回のことでシャーリーズとアルバートの婚約も破談となるだろう。アルマとしてもシャーリーズに不幸になってほしいとは思っていないので、この不合理な婚約から解放されることを祈るのだった。


「アルマ。なんでオレがこんな話をしてると思う?」


 レイは、深刻そうな顔でアルマを見下ろして言った。アルマはきょとんと見つめ返し、小鳥のように首を傾げる。


「ストレス発散?」

「くそっ、可愛いな」


 レイは右手で心臓を押さえ、ぐいんと顔を横に逸らして何事か呟いた。小声でしかも早口だったのでアルマには聞き取れなかったが、レイの顔が少し赤いので、もしや具合が悪いのかと心配になってしまう。


「レイ、大丈夫?」

「悪いアルマ。近付かないでくれ。今、何するか分からん」

「え……」


 アルマは、思いもよらぬ拒絶に顔を真っ青にした。その顔から瞬時に考えを読み取ったレイは、慌ててアルマの手を取って握りしめる。


「違う! 悪い意味じゃねぇから! じゃあどういう意味だとか聞くなよ? 聞かれても答えねぇからなっ」

「でっ、でも、近付くなって……」

「ああもう、この話は終わり! そうだ、オレ、ルイスたちのところにも行かなきゃならねぇんだよ。お前の様子を教えろって、しつこくて」


 段取りが狂ったな、とシルバーグレイの髪を掻き回しながらぼやくレイ。せっかく髪が整っていたのに、あっという間に乱れてしまった。しかし、それはそれで格好いいとひっそり惚気けるアルマである。


 レイは気を取り直してアルマに向き直ると、握ったままの彼女の手に自分の手を重ねて、まっすぐ双眸を見つめた。群青色の彼の瞳に、ドギマギする自分の姿が映る。


「こんなことになるなら、もっと早く言っとけばよかった。つっても、オレが鈍すぎんのがそもそもの原因なんだけど」

「…………」


 心做しか、顔も近い。アルマの腿にレイの膝が当たっている。短すぎる距離のせいで、アルマは話に集中するどころではない。


「アルマ」

「ひゃ、ひゃい!」

「結婚してくれ」


 ぽかんと。目も口も開いたまま、アルマはレイを見つめ返す。そのまま十秒が経ち、彼女の薄い反応にレイは言葉が足りなかったと思ったのか、ちょっと眉をひそめると、改めて付け足した。


「オレと結婚してくれ、アルマ。学校卒業したら、オレと一緒に来てほしい。ちなみに行き先はトールスの予定。王都ほどじゃないが結構でかい町だから、不便はない。たぶん」


 レイを知る人間からすれば、珍しく――考えられないほど――必死な様子だった。他のものが一切見えないくらい前のめりで、いつもの余裕が全然ない。まるで強敵と相対しているかのような力の入れようである。

 それに対してアルマは、パシパシと瞬きを繰り返すばかり。状況が分かっているのかいないのか、とぼけた顔を晒している。更にレイが睨みを利かせると、大きく動揺して気の抜けた声を出した。


「へ、へぇ……」

「何が"へぇ"だ。こっちは大真面目なんだぞ、こら」

「いやっ、あのっ。全然、現実味がなくて、つい」


 ワタワタと手を振りつつ言い訳すれば、レイは納得顔で頷いて、


「あー、そっか。やっぱ指輪とか花束とか用意した方が分かりやすかったか。兄貴がやけに勧めてくるから、逆に怪しく思えて無視したわ。時間かけてでも選ぶべきだったか」

「そ、そういう意味ではなく……。えっ? リアム先生にも話したんですか?」

「そりゃあな。正式に求婚するとなったら、最低限兄貴だけには報告するさ。――ヘンレッティ男爵にももちろんしたし、お許しもいただいた。だからこうしてここに居る」

「……え」


 唐突に父の名前が出てきたことで、アルマの思考がリセットされる。

 お父様に? いつ? 部屋へ来る前?

 静かに混乱をはじめるアルマの目を覗き込み、レイはふっと笑みを零す。


「悪ぃな。まずはお前と話を合わせるのが筋だったかもしれんが。お前に会うには男爵の許可が必要だったし、オレとお前の関係を明かした方が話を進めやすかったから。それに、男爵にとってもオレとお前が婚約するのは都合がいいんだ」

「どういう、こと?」


 ごくりと唾を飲み込む。

 胸がざわつくのは、父の思惑を知りたい気持ちと知りたくない気持ちが混ざり合っているから。自分の知らない父の考えを、レイは知っている。そしてそれを話そうとしている。果たして聞いて良いものなのか、どうなのか。悩む暇をレイは与えてくれなかった。


「"アルマ・ヘンレッティ"は、世間的には王族相手に騒動を起こした勘当寸前の不良娘だ。そういう娘が、たとえば女を玩具のように弄んで楽しむ親子の餌食になっても、同情はされない。弄ぶ側も多少非難はされるだろうが、大した話題にはならないだろう。控えめで大人しい御令嬢を堕落させた時程にはな」

「…………」

「アルバートのクソ野郎が、お前に目ぇつけてんだとよ。それもナタリーが教えてくれた。ヘンレッティ男爵はあのクソ野郎の噂を熟知してたから、万が一を恐れてお前を屋敷に閉じ込めたんだ。この一ヶ月間、人目に触れさせないことで、ずっとお前を守ってたんだよ」

「おとう、さま……」


 ――鉄のようだ、と感じた。久しぶりに父と再会した時。

 以前から厳格で曲がったことを特に嫌う人ではあったが、あの時のアルマに対する態度は、まるで頑丈な鉄の壁が立ちはだかっているかのようだった。そんな父の姿に、アルマはとうとう最後の一滴まで見放されたのだと絶望した。

 だが、真実は違った。

 父は、どこまで行っても父だったのだ。

 親子の情を裏切った。家名に傷をつけた。

 それでもなお娘として認めてくれた。

 後悔と負い目、感謝、そして熱い喜び。

 絆とはこれほど強くなれるのかと、もう一つの人生では学べなかったことを痛感する。同時に、こんな自分に父へ何が返せるだろうかと、空の果てを望むかのような途方も無さが襲ってくる。


「レイ、私、お父様になんて言って謝ればいいんだろう。こんな私で、いいのかな」


 静かに涙を零すアルマの頭を、レイは片手で引き寄せる。そうして己の胸に押し付けて、ぽんぽんと軽くあやすように叩いた。


「どこら辺が"こんな"なのか、オレにはさっぱり分からねぇけど。いいんじゃねぇの。自信を持てよ。男爵の娘なんだから」

「……うん」


 生まれてすぐ、実の親から見放されたレイ。死んで構わないと思われてなお、自分の力で生き残ったレイ。その彼が、他人とは言え父と娘の関係を後押しする。アルマは自分よりも父が認められたような気がして、誇らしくなった。

 レイは何かの合図のつもりか、最後にぽんっとアルマの頭に手を乗せた。


「で、だ。話を元に戻すとだな」

「あの、ご歓談中に申し訳ありません。アルマお嬢様……」


 びっくりして顔――レイに抱かれているせいで動かせないので、視線だけ――を戸口に向ける。そこには若いメイドが頬をほんのりと上気させ、アルマたちから目を逸らすようにして立っていた。

 瞬間、アルマはメイドよりも鮮やかな朱色に首から上を染め上げた。今の態勢は、明らかに友人の域を越えている。事実その通りの関係なので、おかしなことは何もないのだが。全く知らない人に見られて平然としていられるほど、アルマの肝は座ってなかった。

 がしかし、空気を変えるように告げられたメイドの言葉に、アルマもレイも呆気にとられることとなった。


「リモーネ侯爵家のシャーリーズ様がお見えです。アルマお嬢様に大事なご用件がお有りだと」

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