仲間
主人公はあのニジュウシセッキですよ?忘れていませんか!?
アイヌの青年が仲間になった。北風小僧は嬉し涙。と、そこへ少女がやって来た。アイヌだ。
「人が倒れている!!」
直ぐに駆け付けると青年が倒れている。アイヌの治療薬によって意識を取り戻した青年は、なんと、自分はニジュウシセッキだと言う!!
「何度だ!?」
アイヌの青年、ポッコロは言った。
「小寒の270だ」
はぐれニジュウシセッキだ。北風小僧はたまらず。
「270さ、オイラと小寒の村に行くど」
「別にかまわないが、坊主じゃ危険だ」
「でぇじょうぶ! オラ北風小僧だ!」
実態が北風小僧なら物理的に死ぬ事は無いと思ったら大間違い。北風の場合は【風】を使い過ぎて死んでしまう事がある上、【人間と生死は同じ】だから血もあるし、体もあって、傷つく。
「なんか俺は必要無さそうだな」と言ってポッコロは去った。
「じゃあ行くか?」
「オー!!」こうして旅立つ仲間ができた。因みに270が倒れていたのは狼に追われていた……なんて安っぽい理由ではない。が、今は語らないでおこう。
二人は小寒の村を探している。270は「ここらへんはわからない」北風小僧は「270の村さ、わかんねぇぞ」と、二人は宛もなく北海道をさまよっていた。
「……聞き込みをしよう」
270は言った。小僧は同意し、二人は聞き込みを始める、ここはどこらへんか?小寒の村は?ここは?
しかし、帰ってくる応えは思い通りにはいかず、「よーよーわけぇの、ちっとよってけ」等々、誘いを受けたり「なんじゃワレ」など喧嘩腰な奴などここらへんの住民は極端過ぎた。
そこで思い付いたのが、今いる所は北風小僧が知ってて、小寒の村は270が知っている事実。なんて無駄な労力を要した事か……。
早速、北風小僧の案内で270が道を覚える。
そして小寒の村に着いた!!
主人公270はついに小寒の村に戻った!!




