表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/22

逆転

おーい、主人公は誰だー?

気にせず今はバトルを楽しんで下さい。

雪女がしわしわになって、腰が曲がってきた。

「何か言い残す事はあるかしら?」

木枯らしがそう問うと、雪女はニヤリと笑って倒れた。

『おーっと、勝負は決してしまった!!』

「楽勝ね」

「この勝負、こがら……」

と、審判が勝ち名乗りを挙げようとしたら、薄気味悪い高笑いが聞こえた。

「あーはっは。私がそう簡単に死ぬはずないでしょう?」

雪女は生きていた。

「私は氷の結晶でできているの。死など無いわ!!」

「何ですって!?」

いや、勝つ方法はある。夏至みたいに熱を扱えたら……。と、270は考えた。実際そうだろう。木枯らしには、できるだろうか……。


「で、でも、これじゃあお互い消耗するだけね。」

「そうかしら?」


木枯らしに雪が集まっていく。

「……。ふふ、私も雪で窒息なんてしないわ。この勝負引き分けね」

「……雪って、どのくらい重いと思う?」

「雪?こんな風に舞う羽のような物の事?」


すると、会場はざわざわと気付くものが出始めた。

雪が木枯らしの上に集まっているのだ!!


「正解は、これよ!!」


ドサッ!!


「傘に900グラムよ。あなたには何トンか落としたわ」

木枯らしはぺちゃんこになってしまった!

逆転に次ぐ逆転。

「勝者、雪女!!」

審判がついに終わりを告げた。

『おーっと、雪女、圧倒的な強さで、木枯らしを消し去った!!』

「……雪を甘く見ていた。そして、あの量を自由自在に操れる雪女は強いぞ」

270が生唾を飲んだ。さて、お次は大寒の娘対春分だ。これは大寒の娘は部が悪い。何せ春分は四天王三人目!

『さぁ、どんどん行こう!!』

まだ、雪が残っていたが、春分が登場と同時に消し去った。

「ファイッ!!」

開始早々、今までの戦いとは違い、武道の戦いとなった。春分のジャブを大寒の娘は防御、ストレートはかわし、カウンターを狙う。しかし、春分には微々たるダメージしか与えられない。

「大寒頑張れ!!」

270達が応援する。

春分が猛攻、今度は蹴りをコンビネーションに入れてきた。非力な大寒の娘は防御しきれず、もろにくらった!!

『おっと〜、大寒ダウン!』

しかし、すぐ起きる。今度は相手が攻撃できない様に攻めまくる。相手が後ろに足を出したところを足払い。

『今度は春分がダウンだぁ〜!!』

「いいぞ〜大寒!!」


「なかなかやるではないか。こうなったら、ニジュウシセッキ同士やはり魔術(夏至の太陽などの事、春分は魔法ではなく独自に魔術と読んでいる)を使うしかあるまい」

雪女はニジュウシセッキに似た力を持った妖怪だった。

さて、次の対戦は……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ