千年大会
夏至と冬至の戦いを制した冬将軍。全世界を巻き込んだトーナメントが今、始まる!!
冬将軍はニジュウシセッキや雪女と言った妖怪、北風小僧と言った気象に関わる者、果ては世界の神話に出て来た末裔達に「ナンバーワンを決める」と告げたかったが、流石に、自分より格上には腰が引けるし、外国語はわからない、更にこのIT時代に冬将軍はインターネットを知らなかったせいで、通知は手紙でチケットの代引きと言う商売に代えた。だが、それはいい資金集めになり、東京ドームを千年貸切状態にできた。
その事からこの大会は千年大会と呼ばれる事となった!!
今、千年大会の始まりだ!!
エントリーしたのは、427人、ここから予選をして、8人にする。
予選はまず、日本語が喋れるかどうか、これは正式には予選ではないのだが、葬式と同じように、名前を名簿に書けない者は脱落しざるを得ない。
なんとここで、北風小僧は敗退。漢字が書けなかった。
この時点で残り368人……字が書けない者は多かった。
その次は実戦テスト。パンチングマシーンで力を、ランニングマシーンで体力を、属性ごとの実技で器量を計り、更に80人にまで絞った。そこから、地方予選が始まり、世界を8区に区切り、その中から1人ずつ選ばれた。
選ばれた8人は、大寒の娘・夏至・冬至・晴れ男・雪女・木枯らし・春分・穀雨!!
「あれ?誰か忘れてないか?」
小寒270が言った。自身の事ではない。270は地区予選で、大寒の娘に負けた。
「あんれ?誰かなぁ?」
北風小僧もとっくに敗退していたので自身の事ではない。
「誰でしょう?」
大寒の娘は出場決定済み。
「おい、冬至、思い出せ!!」
夏至も出場している。冬至も。
正解は冬将軍。雪女に負けていた。今回の優勝候補だ。妖怪だから、【雪】とつきながら、暑さにも耐えられる。勿論、暑さは苦手ではあるが、冬至等、ニジュウシセッキには季節柄の属性は大事なのだ。
そして、大穴が晴れ男。冬将軍と同じく、ニジュウシセッキではないからだ。
「さて、私、実況の閏年です!!」
はっきり言って、ニジュウシセッキがサラリーマンだとしたら、閏年は神様である。今大会に興味を示し、実況を買って出た。
「出場者8名の組み合わせが発表されました!!」
「これは!!」
270は何やら驚いたようだ。
四天王より強いはずの冬将軍はいずこへ……。
次回から遂にバトルスタート!!




