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ここ白坂学園は有名芸能人や超活躍スポーツ選手、大手会社の社長などがほとんど卒業していると言われている名門学校だ。
そして僕、神凪朔はこの学園に高校一年生として
入学する。
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上京して僕はシェアハウスに向かっている。
正直一人暮らしの方が良いんだが、今まで無関心だった親が今更口を出してきた。
親らしいことなんてしてないくせになんで住む場所に口出してくんだ。意味わかんない。
あぁ…さっさとリンクに行きたい。無我夢中で滑りたい。でも、今日は休館日。
そんなことを考えていたらシェアハウスに着いてしまった。
はぁ…憂鬱。ここで三年過ごすの?疲れるなぁ…
ピーンポーン
僕の気持ちと裏腹に気楽な音が流れる。
『はーい。今行きまーす』
ガチャ
「あ、こんにちは〜!」
中からとんでもないイケメンが出てきたんだが。
「…こんにちは」
「中に入っておいで〜」
中に入ったらさらにイケメン×3がいた。
僕完全に場違い。入るとか間違えた?
「自己紹介しなくても分かるかな?」
「え、分からないです」
名札が付いてるわけじゃないんだから分かるわけないでしょ。
「あれ?知らないの?僕ら結構有名人なんだけど」
それ自分で言うの?とんでもない自信をお持ちなんですね。でも、どこかで見たことあるんだよな…
「…あ、駅のチラシに載ってた人とビルに映ってた人ですか?」
あと2人は知らない。
「……よし、自己紹介するか!」
「まず僕は国島謙斗!よろしくね」
「よろしくお願いします」
身長低めが国島さんね。で、あとは…
「一ノ宮晴信だよ。多分駅のチラシに載ってた人じゃないかな?」
「あ、そうです」
「花澤みと」
あ、なんか名前聞いたことある気もしなくもない。
「宮代景。お前が言うビルに映ってるやつだ」
「よろしくお願いします」
「お前は?」
あ、僕も名前言わなきゃか。
「僕は神凪と言います」
「神凪くんね!じゃあ家の中を案内するね」
洗面所の位置、部屋割りを軽く説明してくれた。
「荷解きしちゃいなね〜僕は一階にいるから」
案内された部屋は割と広そうだ。
ベット、机、棚を置いてもスペースが余る。これなら、部屋で筋トレとかも出来そうだ。
とりあえずこの段ボールの山をどうにかするか。
そう思い早速作業に取り掛かった。
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謙斗side
「ねぇねぇ神凪くんどう?いい子じゃない?」
「いい子だと思うけどちょっと無愛想だよね」
「俺らの事知らねぇとか意味わかんねぇ。ふざけんじゃねぇぞ」
「俺らもまだまだって事だよ」
「顔も覚えられてねぇお前が言うな」
「まぁまぁ」
別にポスターとか掲示されてたら覚えられてたよ!だってあの子そこら辺のチラシ一枚を覚えてるくらいだから記憶力良さそうだし!
「あの人感情読めない」
「前髪で顔も隠れてる上にマスクだから読めなくて当たり前じゃない?でも、身長高かったし肌綺麗で白かったよね」
「ケアとかしてるのかな〜」
「どっちみちあいつは芸能人じゃねぇな」
「あれで芸能人ですって言われたら驚いちゃうな〜あ、でも意外とカメラの前とかだと豹変するタイプかもしれないよ?」
オフの姿とオンの姿が別人並みに違うだけでね。
「まぁその可能性は無きにしも非ずだね」
ほらね?無いわけじゃないでしょ?
「まぁとりあえず悪い子じゃなくて良かったし俺らのファンじゃなくて良かったよ」
「うん」
俺らのファンだったら俺らのオフの姿見てガッカリしちゃうかもだったしね。
ガタン!!
「え、神凪くん?」
2階から聞こえたけど大丈夫?
「俺ちょっと確認してくる」
大丈夫かな?大きな音したけど怪我して無いかな?
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あのクソババァ…ふざけんなよッ…
飾りの葉や花がバラバラになっていた。幸い葉と花は綺麗に千切られていて衣装も穴が空いているわけじゃないため縫えば綺麗に元通りになるのだが、僕は裁縫が全くできない。
一週間くらいかければできるか?いや、一ヶ月か?
どっちみち時間かかるな〜
コンコンコンガチャ
「大丈夫?」
「あ、大丈夫です。転んだだけです」
「そう?気をつけてね?」
一ノ宮さんが去っていった。
とりあえず衣装のこと何も言われなくて良かった。
……とりあえず他の片付けてから考えよう。
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「転んだだけだったみたいだよ」
「フッ」
「鼻で笑わないの。心配してたくせに」
「はぁ!?してねぇし!」
「はいはい。とりあえず怪我なくて良かった〜」
怪我したら痛いもんね。
「さて、そろそろ動きますか。みんな今日仕事ないでしょ?だから掃除手伝ってね」
「はぁ?」
「何?お風呂掃除してくれるの?ありがとう!」
「いや、なんでもねぇっす」
「そう?でもよろしくね」
「はぁあ!?」
さて、僕は掃除始めますか!やりたくないけどね。




