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『幼馴染の境界線 ―僕の祈りと、君の憧れ―』  作者: サッサン
間幕

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間幕 第一話:情熱のデッドヒート(沙織・ジョイポリス編)

今回は間幕として、沙織(情熱的)と薫(小悪魔的)のデート編を同時投稿します!お好きな方からどうぞ!

※5月29日、第1章の加筆&修正作業が完了いたしました。物語の熱量をより深めた内容になっていますので、ぜひ一度ご確認ください。

文化祭から数日後の休日。

浩紀は約束通り、お台場の東京ジョイポリスの入り口に立っていました。


「5分前行動ね。合格よ、浩紀」


現れた沙織は、いつもの制服姿とは一変、タイトなデニムにライダースジャケットを羽織った、モデル顔負けの私服姿でした。

その大人びたオーラに、周囲の通行人が思わず振り返ります。

浩紀も沙織のその姿に一瞬言葉を失い、見とれていた。


「浩紀、私服の時もやっぱ素敵だね」


「あ、ありがとう。でも沙織の方こそすごいその服装が似合ってて、一瞬見とれちゃったよ」


浩紀がほほを指で掻きながら言った。


「へぇ~、浩紀、私に見とれちゃったんだぁ」


嬉しそうに、そして少しはにかみながら言う沙織。


「さあ、行きましょう。今日はあなたを、徹底的に私に惚れさせてあげるんだから」


はにかんだ顔から、表情をいつもの不敵な笑顔に変えた彼女。

そんな沙織にぐっと腕を絡められ、浩紀は逃げ場を失ったまま館内へと引きずり込まれていきました。

服の上からでもわかる腕に伝わる沙織の柔らかな感触と、うっすらと香る香水の匂いにドキドキしながらついていく浩紀。

沙織が最初に選んだのは、絶叫マシンとリズムゲームが融合した激しいアトラクション。

振り回されるマシンの中で、沙織は恐怖を感じるどころか、余裕の笑みを浮かべて浩紀の顔を覗き込んでいた。

加速する重力と、至近距離にある彼女の整った横顔。

浩紀の心拍数は、マシンのスピード以上の速さで跳ね上がっていました。

アトラクションを終え、少しふらつく浩紀の肩を、沙織が優しく支えます。


「……ふふ、案外可愛い顔するのね。私のこと、少しは意識したかしら?」


浩紀の顔を上目遣いに下からのぞき込む沙織にドキッとして、言葉を失う浩紀。

少し落ち着いてから、観念したような表情で照れ臭そうに言いました。


「今日は一日、沙織にドキドキさせられっぱなしだよ」


浩紀のそんな表情を見た沙織は――。


(そんな顔されたらこっちだって一段とドキドキさせられちゃうじゃない……)


沙織は恥ずかしいのを隠すかのような強気の愛の攻勢で、浩紀をただただ圧倒していきました。

そして、胸の中で新たに固い決意を下します。


(いつか必ず私だけの浩紀にしてみせるから!)


そんな二人の姿は、周りから見れば、どう見ても「付き合いたてのラブラブな恋人」にしか見えませんでした。


今日は沙織と薫のデート編2話同時投稿です。ちなみに読者の皆さんはどちらとのデートがお好みでしたか?よかったら感想欄にて教えてください!

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大人っぽ過ぎるよ沙織ちゃん!
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