■メイメイとソユンについて■
☆番外編などではなく、単純に二人についてのちょっとした語りです
☆終章までの内容を含みます
このお話で書きたかったことの一つが、成長でした。
主人公メイメイは、派手ではなくとも、少しずつ自分を変えていけた女の子だと思っています。
友達を作ったり恋をしたり、いろんな人とおしゃべりをしたり趣味の活動に勤しんだり……。
積み重なったそれらの経験が彼女に様々な影響を与え、終章の彼女を形作っています。
箱入りのままでも家族に愛される彼女なりの良さがあったのかとは思いますが、彼女は変わりたいと願ったので、王都での生活を頑張りました。
ソユンは逆に、あまり変わらない人です。
なので難攻不落の人だと思っていて、最初はもっと揺らぎの少ない人のつもりでした。
それを考えると、メイメイはかなりいいところまで行ったんじゃないかな……。
色々な出来事が重ならなければ、もう少し年数を経れば、また別の未来もあったかもしれません。
ジャンルについては、恋愛ものと言い切っていいのか悩みました。
愛の種類が何であれ、完全に通じ合う二人のことを主役というなら、それは主従になりますし。
ソユン自身に限って言えばそもそも恋愛への共感性が薄い人間ですし。
ただ、このお話の主人公はメイメイで、初恋を通した成長というものを書きたかったので恋愛ものとしました。
メイメイの王都での原動力は、基本的にソユンへの憧れ(から来る恋心)です。
恋心を自覚するまでにかなり悩み、時に泣くこともありましたが、それも初恋らしいのかなと。
『王子様と恋する女官』は、メイメイの恋愛における前編というような位置づけだと考えています。
前編で憧れや初恋を、後編では愛を知っていくといったように。
二人が約束した通り、数年後また再会することになりますが、その時はどんな風に会話を交わすのでしょうか。
書き進めていましたが、少し時間をおいて、またどこかで出せたらいいなと思っています。
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