表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40秒でオチつけな!!  作者: 八城正幸
第01章 あ行
1/46

第01話 「朝陽」

以前、未完で終わったSFショートショート集です。

今度は全46話、完結させます。

あいうえお順に読んで下さい。



 完全に闇に包まれたビル街。


 揺れる光のカーテンが立ち上がりゆっくりと広がってゆく。


 マンションのベランダから私と彼女は夜空のオーロラを見上げた。


「素敵ね!」


 ワインを飲んでほろ酔い気分の彼女は、私の肩にしなだれながら言った。


「北欧では古くから、オーロラは神と人間の世界を結ぶ橋と信じられていたんだ」


「神秘……的……ね……………」


 彼女はワインに入れた睡眠薬で眠りに落ち、華奢な指先からワイングラスが落ちて砕け散った。


 私は彼女を抱きかかえると寝室に運び、ベッドの上に静かに横たえた。


 彼女は太陽の巨大な爆発、スーパーフレアが起きたことを知らない。


 わざわざ怯えさす必要もない。


 彼女はこのまま静かに眠らせてあげよう。


 強い放射線と高エネルギー粒子に曝され、既に地球の裏側は壊滅した。


 ここも間もなく、夜明けとともに太陽フレアが直撃する。


 私は恋人が眠るベッドに腰かけ、静かに窓を見つめた。


「知ってるかい?オーロラを一緒に見た恋人たちは、一生一緒にいられるという……………」


 

 朝陽が昇った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 読みやすい
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ