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滅びへの詩 -追想録-  作者: 風並将吾
12/12

新たなる道を歩む者達

かつて救いようのなかった物語がありました

彼らは必死に希望を掴む為に戦いました

しかしそこに待ち受けていたのは

抗いようのない滅びだけでした


その物語を嘆いた一人の青年がいました

彼は物語の登場人物達に

新たなる役目を与えました

そうすることで

終わりを迎えた者達に

新たなる道を与えたのです


かつて希望を求めた者達がいました

彼らは懸命に残酷な現実を生き続けました

しかしそこに待ち受けていたのは

争いしか生まない未来でした


そんな彼らは新たなる道を歩み始めました

彼らは自分に与えられた役目を

改めて享受しました

そうすることで

これから始まる物語に

希望を見出したのです


そして彼らの新たなる物語を紡いだ少年は

その行く先を追い続けて

静かに笑顔を見せたのでした


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